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第6回 張郃、韓馥の募兵に応じる
冀州全体から、かなりの兵が集まった。
張郃の率いてきた二〇〇は、全体から見れば決して多い方ではないが、張郃の年齢を考えると、中々の数と言えよう。
張郃は早速「司馬」に任命された。
そして、出動命令が下される。
近隣の村で、黄巾賊が好き勝手に暴れているので、討伐せよ、という命令である。
張郃は颯爽と、出陣した。
目的の村からは、村民と思われる者が多く逃げ出してきた。
二〇の兵をその救護に当て、残りの兵で突撃を敢行した。
今日も張郃の槍は冴えわたる。
次々と敵を突き殺していく。
続く中核をなす五〇の兵も、張郃ばりの活躍を見せる。
それに新兵も負けじと、突っ込んでいく。
結果、この村の救出は半日もかからず終了し、復命した。
復命を受けた者は驚いたが、捕縛した者たちの姿や、持ち帰った首の数を見て納得した。
こうして、張郃は韓馥陣営で名を上げていくのである。




