第20話♡ わんこなので自称飼い主の美少女にお風呂できれいにシてもらうことになってもおかしくないよね
本日2話目です。
「……わんこってブラシで洗うのかしら」
「わう?」
「まぁ良いか」
手で泡立てたボディソープで全身を撫でるように洗われる。
あっ、ちょっと待って、そこはダメッ!
洗ってもらう気持ち良さにうっとりしていたけれど、当然ながら全身を洗うとなれば股間にまで手が伸ばされることとなる。
すでに僕のフツノミタマは臨戦態勢。フツノミ部分はいつでも戦えるし、タマ部分もぎっしりずっしりである。そういう分け方する単語じゃないのは知ってるけども。
「あぅっ、ひゃんっ、何するのよっ!」
逃げようとしたところで尻尾が顔に当たったらしく、びっくりした瑠璃華さんが立ち上がった。当然ながら、床に降り立った僕はそれを見上げる形になるわけで。
……どう考えても見てはいけないものが、見えてはいけないところまで見えている。つるつるなので隠すものが何にもないのだ。
触られてもいないのに、僕のドリルは天元突破寸前だった。
呼吸すら忘れて見入っていると、さっと抱きかかえられてしまった。再び形のいい双丘をむぎゅっと押し付けられる。
「はい、捕まえた~♪ この瑠璃華さまから逃げようなんて、百年早いのよ!」
「わふっ!?」
「ほら、流すわよ!」
「きゅぅん」
何とか逃れようと身を捩るが、万が一にでも瑠璃華さんを怪我させるわけにはいかないので結果としてただ身体をこすりつけるような動きになってしまった。
「んっ……あっ、くぅ……こらぁ、暴れないでよ」
艶めかしい声。これ以上はまた僕が暴走してしまいそうなので必死に逃げる。
と、瑠璃華さんが僕を持ち上げ、眼前で目を合わせた。
「……何でそんな嫌そうなのよ……」
唇を尖らせ、やや拗ねた目つきで問われる。
狼な時点で答えようがないんだけども、瑠璃華さんの不満は止まらない。
「アンタは聖奈のトコで飼われてたんでしょ? 聖奈なら良いけど私じゃダメってこと?」
「わふっ!?」
「聖奈にできることなら、私だってなんでもできるんだから……!」
瑠璃華さんが想像もしてないようなことをしてもらっちゃってるので、おそらく無理だと思うんだけど……そもそもどうしてそこまで天塚さんをライバル視するのだろうか。
気になって彼女を見つめていると、僕の心臓がどくりと跳ねた。
――面白いではないか。
僕の身体を操り勝手なことをのたまう例の声だ。
……何がだよ。そもそもお前は誰なんだ。
――貴様が自らの欲望を抑えきれるとは思わなかったぞ。
――褒美をやらねばならんな。
――我が字、しかと心に刻むが良い。
尊大な話し方の声が楽しげに告げる。
――我が字はカル=シ・オラス。牙と爪を持つ者の王である。
……名前なんかが褒美になるもんか。
僕の身体から出ていけ、と念じるも、カル=シ・オラスは愉快そうに笑った。
――我が字では褒美に値しないか。不遜だが、そのくらいの気概がなくてはな。
――では、別の褒美をやろう。
――目の前の美姫を自らのものとするが良い。
やめろ、と念じる暇もなかった。
・――ジョブ名【ワースケベ】のスキル〈眷属化〉〈強制発情〉が発動します。
・――〈眷属化〉に失敗しました。一定以上の量の体液を、粘膜に摂取させてください。
・――〈強制発情〉が一部抵抗されました。
「んっ……」
瑠璃華さんが小さく呻く。頬が真っ赤に染まり、下腹部を押さえながらもじもじしていた。
「あ? え……?」
自らを襲う感覚を理解できないのか、頭に疑問符を浮かべながらも膝をついて呼吸を荒げる瑠璃華さん。その肢体からは、金木犀のような香りを纏っていた。
今までよりもずっと濃密で、溺れてしまいそうなそれに僕の本能が掻き毟られる。
――――――【自主規制】――――――
「ぷはぁっ♡ はぁーっ……はぁーっ……♡」
荒い吐息がかかるだけでゾクゾクした。
「……こんなこと、してくれる人いないんだから」
とろんとした目の瑠璃華さんが、僕のモノに改めて口づける。
「私なら、何度でも……何でもしてあげる♡」
だから、と瑠璃華さんは僕を再び口に含んだ。
「今だけで良いから、私を選んで」
哀願するような言葉に、僕の欲望が牙を剥いた。
申し訳ない……回避のしようがなかったので自主規制になりました……
完全版もノクターン(後追い投稿中)やハーメルンにありますので……申し訳ない……




