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明日はきっといい日になる。


 蒼然暮色と迫る景色を己と重ねてしまう。

 

 「夕日が綺麗だね。」


 そう言って顔に嬉色を浮かべた彼女を見たからか、私も頬を緩めた。


 「やっと笑ってくれた。最近暗い顔をよく見るけど何かあったの?」


 噓を見破る程長く一緒にいてくれる親友がいて本当に幸せ者だと思う。




 数ヶ月後、泣き疲れた彼女が私の手を握り傍に伏して眠っていた。

 薄れていく意識の中感じる筈の無い手の感触と温もりを憶えつつ、一つの想いを胸に永い眠りにつく。


 「愛してる。」

 


 

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