ブブゼラに全てを捧げる

ある街に、妙な男がいる。
その男が常に持ち歩いている物がある。
それは、先が広がった筒だ。

今日も男はそれをラッパのごとく吹き続け、爆音を鳴らし続ける。
そんな彼を理解できる者は当然いない。

彼も、理解者を求めてはいないようだ。
これは、厳しい世界の中で生きがいを見つけた男の物語である。


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気楽に読んでいただければ幸いです。