5話「仲間が増えた。」
そろそろ飽きてきたw
「この序盤疲れた!」
ミナホが大声で叫ぶ。
「大体序盤より、中盤あたりが一番装備が適度に会って、イベントこなして
楽しい時期なのに、レベル上げとかだるい!」
まぁ、序盤ですし、我慢して貰いたいところだが、
「くそう・・・好きな物も食えないこんな世界じゃやってられるか!」
その時ミナホに不穏な影が近づく、
「おう、お嬢さんどうだ?この俺と契約しないか?」
何やら影っぽい物が語りかけてきた。
「そうだな・・・代償なしで、こちらが得するんなら。」
「ガメツイ・・・只より怖いものは無いって知ってるか!」
「そんなものはことわざだけだ、はよ!力寄越せ!」
ミナホは影に向かって脅しをけしかける。
「こっちはイライラしてるんだ、面倒ならこっち来るなカスが!」
その言葉に影は怒り
「テメェ!調子に乗りやがって!何様のつもりだ!」
「俺様だけど何か文句あるのか?」
「グッ・・・」
影はそのあと何も言えずあきらめた様に
「畜生、こんな人間初めてだ、何が欲しい?」
影はミナホに聞いた。
「この世界を征服して不自由ない生活を送りたい、ぶっちゃけストーリー進行するのダルいんだわ。」
「おい!それでいいのか主人公!俺は悪役だぞ?ラスボスより性質が悪いわ!」
「だったら仲間になれ、そうでなければ今すぐ死ぬぞ!この俺様が!」
「主人公が死ぬとか言うな!分かった!分かったから仲間になるから!死ぬとか言うな!」
こうして、影が仲間になりました。




