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彼方の昴 設定資料  作者: 鋏屋
登場人物
8/13

デルフィーゴ王国

・アインノール・ブラン・デルフィーゴ:一四歳 男性(聖帝準子爵)

デルフィーゴ国の第二王子でこの物語の主人公。綺麗な栗毛を持つ、目麗しき少女のような容姿を持つ少年。九歳のころ原因不明の病でこの世を去るが、異世界の人間『藤間 昴』の魂が入り込み生き返る。そのまま三十五歳の藤間昴の意識と記憶を持ちつつ、この世界でアインノールとして生きていくことになる。前世(?)の藤間昴のロボット技術研究者としての高い知能と情熱に加え、現在のカレン界の数百年先の技術体系理論を使い、『スバル四式型結晶電磁力エンジン』を始め様々な機械を発明する。


・ミファ・トラファウル:一五歳 女性(騎士/準騎士)

デルフィーゴ王家に仕える武門の名家、トラファウル家の長女。現在は見習い騎士だが、当主であるマウディー・トラファウルから『トラファウル家歴代最高の剣士になる』と言われるほどの剣の冴えを持つ。

アインとは幼なじみで幼い頃からアインのことを一途に想っているが、五年前アインが過去の記憶を失ったことを機に、その想いを封印し小姓として、生涯アインの剣となり、盾となる事を決意する。

アインノールが専用に調整チューニングした甲冑機兵烈風一型(改)『咲耶姫サクヤ』を持つ。


・オリビトン・マウザー 二一歳 男性(聖帝準男爵)

デルフィーゴ国騎士団一〇〇人隊長を務める騎士。聖都で行われた武道大会において個人優勝を成し、皇帝より直々に準男爵の爵位を授かったデルフィーゴ国の筆頭騎士でもある。粗暴で軽い感じの男だが、剣の腕は超一流で、大会当時全くの無名だったが、彼のトレードカラーである深紅の鎧で戦う姿は鬼気迫るものがあり、勝ち進んで行く度に身体から吹き出る闘志が赤い鎧と混じり、まるで炎のように揺らいでいたと語られることから『焔の騎士リッデル・ザン・フレイメス』と呼ばれている。無名の剣士から、剣の腕のみで『準男爵』の爵位を得、しかも皇帝直々に宝剣を授かったというその生き様に多くの若い騎士達が憧憬の念を抱いており、聖帝領ではかなりの有名人でデルフィーゴ王国の名前は知らないが『焔の騎士リッデル・ザン・フレイメス』こと、騎士オリビトン・マウザー準男爵の名を知らぬ者はまず居ないと言われるほど。アインノールの聖都行きに護衛として付き合う。搭乗甲冑機兵は疾風三型(甲)で、鎧を赤く染めた『フレイメス


・アイバン・ブラン・デルフィーゴ八世 六十八歳 男性(聖帝侯爵)

アインノールの父親。デルフィーゴ国の現国主

※(八世)は本編で後から付けました。


・マルコーニ・モンブラン 三十五歳 男性 男爵

聖都ノルマンにあるデルフィーゴ国領事館の領事事務官。長身で軽い感じでのほほんとした男だが、情報収集、情報処理、交渉などに非凡の才能を発揮する。


・アウシス・ペコリノ:年齢不明(一〇〇〇歳以上)男性 ファンダル族

聖帝領では知らぬ者が居ないと言われるほど高名な、ファンダル族の大賢者で、カレン界でアインノールとして転生した藤間昴にカレン界の事を教えたアインノールの師匠でもある。ファンダル族の特徴は、小柄で目が四つあることの他に、知に長けた者が多く、このカレン界で様々な現象を操る『結晶術』という不思議な術を使う。それと非常に長寿で、人間やマキア族の平均寿命が七〇から八〇歳なのに対して、ファンダル族は八〇〇歳から、中には一〇〇〇歳を超す者も少なくなかった。アウシスも現在一〇〇〇歳を超えているが、歳を数えることが愚かしいと考えているため、自分でも正確な年齢を把握してはいない。


・フーリー(忘れ鶏) 年齢不明 女性

アインが組織し、マルコーニが指揮を執る『蜘蛛シュピンネルゼス』に所属する女諜報工作員。アムラス皇太子を奪還する『天元作戦』にて、マルゴーン王国に潜入しアムラス脱出を手引きする。アインから渡された結晶回路を使い『光学隠行』や『忘却』などの幻惑系結晶術を操り任務をこなす。因みに忘れ鶏(フーリー)とは、カレン界に伝わるおとぎ話に登場する鶏の名前で彼女の暗号名である。


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