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聖帝施設
・帝立ドルスタイン上級学院
第三代皇帝ドルスタイン・バル・サンズクルスによって創設された、主に貴族の子供達を教育する修学施設。貴族のといっても、最近では豪商などの裕福層の子供なども通うようになった。一般修学の他に、政治学、経済学、戦史・戦術学、魔法力学、鉱物学等々、様々な学術の研究機関でもある。地球で言うところの高等学校と大学をまとめたようなもの。修学課程は四年で、さらに細分野研究に進む事も可能。入学年齢制限は特に設けられておらず、一定の学力水準に達していれば入学可能だが、一般的には一三歳から一五歳程度の入学者が多い。
・五彩城
聖都ノルマンの中心に位置するサンズクルス聖帝王家が住まう居城。初代皇帝フェン・ドルイル・サンズクルスから築城し、第三代皇帝ドルスタイン・バル・サンズクルスの代で完成した聖帝の象徴とも言える優美な巨城。それぞれ色の名前が付けられた五つの天守閣を持つ。中心の一際大きな天守閣は『蒼の塔』と呼ばれ、サンズクルス皇家の人間が住んでいる。
・聖帝宰相府
聖帝宰相が政務を執る役所。レグザームはほとんどここに詰めている。