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通神使  作者: 紫水晶
1/3

プロローグ



作者はド素人ですので文の拙さはご容赦下さい。


・・・・これは、思っていたよりも格段にツラい。いやいや、弱音は吐かずに頑張ります。



 彼は夢を見ていた。まだ自分が幼い時の夢だ。その日は確か最高神ミュラの生誕を祝う聖神祭の日で、父と母に連れられて王都に来ていた。辺りは大勢の人で賑わっており、その人を目当てに様々な露店が立ち並び商人達が声を張り上げて客引きをしており凄い喧騒だった。誰もが最高神ミュラの生誕を祝っていた。しかし、幼い彼は知らぬ間に両親とはぐれてしまい路地裏の隅で泣いていた。始め両親とはぐれた時に周りの大人達が心配して声を掛けたが、人見知りの彼は自分の現状を説明できずただ泣くだけでどうしようもなく彼の親を探す為に手を引こうとすると彼は逃げ出してしまった。


そんなことを繰り返す内によけいに自分の居るところが解らなくなってしまい、路地の裏まで来てしまったのだ。

路地裏といえば、良くない連中が集まってしまうものである。ましてやその日は聖神祭、集まって来た人達の金を目当てにする連中も多かった。この日の為に国王も王都の警備の騎士を普段の3倍配備していたが路地裏は入り組んでいて普段路地裏等に入らない騎士達よりも連中は、路地裏を熟知していた。

泣いている彼に気がついたその男は彼を捕まえようと袋を取り出しそっと近づいた。そして袋の口を開け彼の背後に立った時、男の影に気がついた彼は袋をかわし一目散に逃げ出した。両親に人をさらって売る奴隷商人達がいると聞いていた彼は必死に逃げた。

どれくらい逃げたのだろうか、必死に逃げた為に完全に自分の居るところが解らなくなってしまい、彼はもう両親に会えないのだと思い込んだ。周りには誰もおらず王都の裏側に来てしまったようだった。

彼は祈った、父さんと母さんのもとに帰りたいと、幼い彼にはそれくらいのことしかできなかった。その時だった彼の耳に声が聞こえたのは、『何をそんなに泣いているの?』

これが、後の世に名を響かせる彼と彼女との最初の出会いだった。

意外と少なかったorzがんばります。

諦めません勝つまでは。

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