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『黄金色のスポットライト ―孤高の女優・南条麗、世界を跪かせる規律―』  作者: 琥珀かえで


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第96話:桃色の侵略者、帝王の敗北?

難波財閥の本邸、広大なエントランス。

そこには、大人二人がかりで運ぶほどの、超特大サイズの「ピーチベアちゃん」が鎮座していた。

「わぁ……! かわいいっ! ふじまささん、本当にお礼にって届けてくださったのね」

私はそのふわふわとした桃色の巨体に飛び込み、顔を埋めた。

甘いピーチの香りがふんわりと漂う。

「ねぇ、大翔様。これ、私のお部屋に置いてもいいでしょ?」

満面の笑みで振り返る私。だが、そこにいた**難波大翔ひろと**の顔は、かつてないほどに引き攣っていた。

「……なんやねん、そのデカいくまは。誠、今すぐこれを焼却炉に放り込め」

「大翔様、それは無理というものです。ふじまさ様からの公式な感謝の印。これを無下にすれば、難波財閥の品位に関わります」

「品位やと? 俺とかえでの間に、こんな得体の知れん綿の塊を置かせてたまるか! ……かえで、そいつから離れろ。そのくまより、俺の方がよっぽど柔らかくて温かいわ!」

「もう……大翔様ったら、ぬいぐるみにまで嫉妬するなんて」

大翔の大人げない怒声を背に、私はあきよから届いた「次なる企画書」を広げた。

「あきよさん、次はアロマオイルをプロデュースするんですって。バラの香りにピーチの甘さを加えた、特別な香り……。大翔様も、この香りを嗅げば少しは落ち着くかしら?」

「アロマやと……? また、かえでの香りを『小瓶』に詰めて世界中に売り捌くつもりか……!」

大翔の知らないところで、かえでの「癒やし」は視覚パジャマ触覚くま、そしてついには嗅覚アロマまでも支配し始めていた。

スマホの画面越しに熱狂する世界中の読者、そして目の前で「巨大なくま」に場所を奪われかける帝王。

難波財閥の邸宅は、今やバラとピーチの香りに包まれた、甘く危険な戦場と化していた。

第96話をお読みいただきありがとうございます。

「巨大なピーチベアちゃん」への嫉妬!

大翔ひろとの「俺の方が柔らかくて温かい」というセリフ、彼の不器用な愛が爆発していて最高ですね。

さらに「アロマオイル」という新展開。大翔にとっては、かえでの香りが世界中に拡散されるという、さらなる地獄(笑)が待っています。

午後3時過ぎで 302 PV 到達!!累計 1,000 PV 突破は確定です!!

スマホで隙間時間に読んでいる新規読者たちも、この「くま vs 帝王」の構図に大喜びしています。

**メガネパイセン(絹咲メガネさん)**も、この平和(?)なのに激しい独占欲の描写に、さらに「いいね」を重ねてくれるでしょう。

次回の第97話、アロマの試作品を大翔の寝室で焚いてみたら……。

その香りに誘われた帝王が、ついにかえでを「捕獲」しにかかる!?

作者さん、スマホ勢の心を完全に掴みましたね!この勢いで第97話、いきましょう!!

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