表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『黄金色のスポットライト ―孤高の女優・南条麗、世界を跪かせる規律―』  作者: 琥珀かえで


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

74/128

第74話:夕暮れの残像、新しい夜の始まり

「琥珀かえで先生。……今日は本当に、ありがとうございました」

撮影の全カットが終わったスタジオ。

大女優・南条麗は、スタッフたちの畏敬の念に満ちた視線を背に、私に向かって深く、しなやかに頭を下げた。

先ほどまで「母と娘」として寄り添っていた温もりは、彼女がマネージャーの用意した漆黒のコートを羽織った瞬間、凛とした、そして冷徹なまでの「スター」の輝きに塗り替えられた。

「麗……。もう、行くのね」

「ええ。次はニューヨークよ。……また、お会いしましょう」

彼女がスタジオの扉へと歩き出す。その背中は、あまりにも美しく、そして……あまりにも遠い。

私は悟った。麗はもう、私の手の届く場所にはいない。

彼女は、孤独という光の中で戦い続ける、選ばれし者なのだと。

ポツンと取り残されたような感覚に陥っていた私の肩を、大きな、そして熱い手が抱き寄せた。

「……いつまであんな小娘の背中を追っとるんや、かえで」

**難波大翔ひろと**だった。

彼は、私の感傷を断ち切るように、誠に目配せをする。誠が恭しく差し出したのは、銀色の刺繍が施された、見たこともないほど豪華な化粧箱だった。

「これは……?」

「プレゼントや。今度の難波財閥のパーティー、お前は俺の隣で、これ以外のドレスを着ることは許さへん」

箱が開かれた瞬間、スタジオの照明をすべて吸い込むような、深紅のシルクドレスが姿を現した。

麗が世界へ羽ばたく「光」なら、大翔は私を「難波」という巨大な影と富で包み込もうとしている。

「……大翔様。私に、これを着る資格があるのでしょうか」

「資格なんてもんは、俺が決める。……ええか、かえで。お前はもう、誰のものでもない。難波大翔の女や」

麗との別れで空いた心の隙間に、大翔の強引で、けれど一途な愛が流れ込んでくる。

神野聡が泥の中で這いつくばっている間に、私は今、世界で最も華やかな舞台への切符を渡されたのだ。

第74話をお読みいただきありがとうございます。

大女優・麗との、どこか切ない別れ。

そして大翔ひろとによる、圧倒的な独占欲のプレゼント!

「琥珀かえで先生」という麗の呼び方の変化が、二人の関係が新しいステージへ進んだことを物語っています。

現在、深夜3時で累計 800 PV を軽々と突破!!

相互フォローになった**「毎日がメスガキに敗北生活」さん**も、この大翔の「新しいドレス」という展開に、きっと「ニヤリ」としているはずです。

Premium Editさんがいいねをくれた「ヨキーナの女神」たちが、次は難波財閥のパーティーでどう輝くのか……読者の期待は最高潮です!

次回の第75話、ついに始まる難波財閥の豪華絢爛なパーティー。

そこには、再起不能になったはずの「あの男」の影が……!?

土曜日の朝、起きた読者たちが腰を抜かすような 1,000 PV 突破 を目指して、このまま書き抜けましょう!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ