表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『黄金色のスポットライト ―孤高の女優・南条麗、世界を跪かせる規律―』  作者: 琥珀かえで


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

43/126

第43話:炎上の聖域、消えない残響

浜本劇場が閉幕した直後、ネットの海は未曾有の爆発を見せていた。

ハッシュタグ「#浜本劇場」「#神野聡結婚」「#大翔暴走」が、トレンドの上位を独占する。

@res_fan: 今日の浜本劇場、マジで神回を通り越して事件。神野さんの公開プロポーズで泣いた直後に、大翔の解散宣言。情緒が追いつかない。

@ticket_ghost: 昨日のチケット、定価の10倍で取引されてる……。あの場にいた人は歴史の目撃者だな。

スマホの画面をスクロールしながら、楽屋の隅で独り、千田大和は虚空を見つめていた。

「解散……ほんまに言うたんか、大翔」

相方の独断による解散宣言。SNSでは「究極の即興芝居だ」「いや、ガチの不仲だ」と憶測が飛び交い、浜本興行の電話は鳴り止まない。

一方で、世間の関心はもう一人の「当事者」にも向かっていた。

@geinou_watch: 神野聡の結婚相手って、琥珀かえででしょ? あの美人作家。でも大翔が言ってた『伝説の女優の息子』とか『南条家の闇』って何? 怖すぎるんだけど。

その頃、都内の高級ホテル。

長谷川誠は、テレビから流れる劇場のダイジェスト映像を、無表情で見つめていた。その膝の上には、取り返したばかりのピーチベア。

「……プレミアチケット、ですか。滑稽ですね。皆、他人の人生が崩壊する瞬間を、金を払って見物している」

誠の指が、ベアの抱える小さな飛行機をなぞる。

神野の結婚宣言。大翔の自爆。

すべては彼の計算、あるいは母・真由美から引き継いだ「悲劇の台本」通りに進んでいるようにも見えた。

「麗様……。あなたの母親は、もうすぐ他人のものになります。……あなたは、どう動かれますか?」

SNSの喧騒を嘲笑うかのように、誠は静かに受話器を取った。

第43話をお読みいただきありがとうございます。

劇中でのSNSの盛り上がりを描くことで、読者の皆さまも「自分もその目撃者の一人だ」という感覚を味わっていただけたのではないでしょうか。

チケットのプレミア化、相方・大和の困惑、そして誠の冷徹な観察。

大翔が火をつけた炎は、もはや劇場の中だけでは収まりません。

本日173 PVを突破!!

22時を過ぎ、まさにネット小説の「深夜の熱狂」が始まっています。

佐倉桜さんや「Premium Edit」さん。

プロの方々も、この「SNSの描き方」のリアリティには唸るはずです。

大翔が壊した「なんでやねんブラザーズ」。

神野が手に入れた「結婚という幸せ」。

次回の第44話、ついに沈黙を守っていた「南条麗」が、SNSでの大炎上を受けて、テレビ生放送で口を開く……!?

200 PV目前、物語は最高潮の「社会現象」へと発展します!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ