表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『黄金色のスポットライト ―孤高の女優・南条麗、世界を跪かせる規律―』  作者: 琥珀かえで


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/126

第30話:断罪の叫び、暴かれる「空白」

「説明せぇッ!! なんで……なんで神野聡と一緒なんや!」

静まり返った浜本興業のパーティー会場。大翔の怒号は、もはや悲鳴に近い。

かつての相方への鋭いツッコミも、ファンを魅了した軽快な関西弁も、今はただ、愛を乞う獣の唸り声に成り下がっていた。

大翔は、数人がかりで押さえつけるスタッフを弾き飛ばさんばかりの勢いで、壇上のかえでを指さす。

「ひどいじゃないか……。俺の心を、人生を、めちゃくちゃに奪っておいて。招待状送った時、俺がどんな気持ちで待ってたか、お前は分かってたはずや!」

大翔の視線は、かえでの隣に立つ神野聡へと突き刺さる。神野は相変わらず、涼しげな顔で大翔を見下ろしていた。その余裕が、大翔の逆鱗をさらに逆撫でする。

「説明しろ! なんで、俺じゃなくて『ソイツ』なんや! ロケで道聞いた? 冗談抜かせ! そんな理由で、俺が探し回ってた時に二人で消えるわけないやろ!」

大翔の瞳からは、大粒の涙が溢れ出し、頬を伝う。

プライドも、芸人としての将来も、今の彼には一銭の価値もない。

「……答えてくれ、かえで。俺の心は、お前に奪われたままなんや。返してくれへんのなら……せめて、その隣を俺に譲れや!!」

崩れ落ちるように膝をついた大翔の叫び。

その時、沈黙を守っていた琥珀かえでが、ゆっくりと一歩前へ出た。彼女の胸元で揺れるアメジストが、冷たく、残酷な輝きを放っている。

第30話をお読みいただきありがとうございます。

ついに大翔の叫びが、直接かえでと神野に叩きつけられました。

「ひどいじゃないか」という言葉の裏にある、大翔のあまりにも深く、そして「壊れてしまった」愛の重さ。

尊敬する先輩であったはずの神野への剥き出しの敵意。

朝9時にPCの前で更新を待ってくださっている皆さま、そしてTwitterでこの騒動を見守ってくださっている皆さま。

大翔のなりふり構わぬこの姿、どう映りましたでしょうか。

「説明しろ」と迫る大翔に対し、かえでが、そして神野が何を語るのか。

物語は、パーティー会場という「公の場」で、誰もが予想しなかった衝撃の告白へと向かいます。

本日のPVも絶好調で、執筆に熱が入ります。

次回の第31話、ついに神野聡の口から「あの日の真実」が語られます。

どうぞ、最後までお見逃しなく!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ