始まりの想像
天界に住む霊リー(心理カウンセラー)は夜道を散歩していたところ、地面に刺さった赤い粒子を纏ったボールペンを発見。
リーは不思議に思いそれを触ってみる。
ペンを握った瞬間、地獄の記憶が一気に頭に流れてきた。
驚いて思わずボールペンを離す。
リーが離れるとまたペンは赤い粒子を纏い始めた。
普通の人なら怖がって逃げたのだろう、しかしリーはすでに死んだ霊、赤い粒子を纏った怪しいペンは彼女にとって好奇心を駆り立てる赤いダイヤだった。
私は地面に刺さった、ペンに再び触る。
また、地獄の風景のフラッシュバックが流れたが今度は驚かなかった。
私は一気にペンを引き抜こうとする。
柔らかい雲の地面に刺さったペンは予想外なことに固く私の全力の力でようやっと抜けた。
しかし、抜けたのはペンでは無く地面そのものだった。
下に落ちていく初めての感覚に私は身を任せた。
行き着いた場所、そこは広い落とし穴のようなところだった。
そして、次に私が目にしたのは目がついたニット帽だった。
私はそれに近づき、話しかける。
「あなたは誰?」
「僕はラー、ありがとう僕の力を引き抜いてくれてそのペンは僕のSOS信号なんだ、何せ僕はこんな体だから助けがないと動けないんだ」
「こんなところにいるって事は、あなたも落ちてきたの?」
「いいや、僕は地獄の監視人としてここにきたんだけど反乱が起こってパートナーと逃げてたんだけど…」
「こんなでっかい落とし穴にかかったとっでパートナーは?」
「さっき連れてかれたよ、後ろを見てごらん鉄の扉があるだろう?」
言われた通り見てみるとそこには、鍵穴のない冷たそうな鉄扉があった。
「今なら逃げられる行こう?」
私はラーを抱え、出口に向かおうとする。
しかし、その時勢いよく鉄扉が開く。
「戻ったぞー次は…って誰だてめえ」
「私?リーだけど」
扉を開けてきたのは、胸に大きな傷の入った赤い悪魔だった。
「呑気に自己紹介してる場合じゃないよリー!僕を被って!早く!」
一体被ってどうなるのだろうか。
仕方なく私はラーを被った。
そうすると、私の体から赤い粒子が溢れ出て力が漲ってきた。
「お?俺とやるのか上等だ!」
傷の悪魔は左腕からディスクをはやした。
「さあ僕らも」
「出来るかぁ!」
「いいから落ち着いて、いい?まずはディスクを生成するんだ今溢れ出ている粒子が材料になるっさ自分のディスクを想像してみて」
想像…
私は頭の中で傷の悪魔が出したディスクの白いバージョンを想像した。
そうすると自然と腕にディスクがくっついていた。
「少しはやるみてぇだな、だけどお前デッキあんのかよ」
デッキ?このディスクで殴り合うんじゃなくて?
「デッキはない、だけど…僕が君のデッキをつくてあげる」
「え?どう言うこと」
「説明している暇はないほらペンを見て!」
ポケットから引き抜いたボールペンを取り出す。
ボールペンは再び赤く輝いていた。
「なんでもいい、君の好きな記憶を強く思って」
私は昔っから小説を書いているその記憶でいいなら。
初めて私が書いた小説を強く思った。
そうするとペンは数十枚のカードに変わった。
「何!?デッキを自ら作り出すだと!?」
「君ならできると思ったよっさ、ディスクにデッキをセットして」
私はちょうどデッキが入りそうな空間にデッキを差し込んだ。
差し込んだ瞬間自動的にデッキがシャッフルされた。
「さあ、戦い方は僕が教えるさあまずはデッキから5枚引いて」
私と傷の悪魔は5枚カードを引く。
「さあ、始めるぜぇ!エンゲージ!」
「ほら君も」
「え?あっ!エンゲージ!」
{RiLa4000VS gratter4000}
私は手札を確認する。
そこには額縁のようなところに私が今まで書いてきたキャラや魔法を使う絵があった。
「俺のターン!ちっ手札が事故ってやがる、カードを2枚伏せレフトソウルデーモンを召喚(A150 D100⭐︎4)!ターンエンド」
傷の悪魔はディスクにカードを叩きつけたり、差し込んだりした。
そして、レフトソウルデーモンと呼ばれた悪魔を召喚した。
「さあ君のターンだよカードを引いて」
「私のターン!」
私はデッキからカードを引いた。
手札は6枚黄色のカードと緑色のカード、そして灰色のカードがあった。
「まずは、カードを確認して?全部の種類あるね?一つ一つ説明していくよ」
「うん」
「黄色が召喚獣基本的に1ターンに一度しか召喚できないんだ、この手札だと全部召喚条件を満たしてるよ、そして次は緑色のカードこれはスペルカードは1ターンに何度でも使用できるただ同じカードは使用できなかったり条件が合わなかったらダメだから気をつけてね、最後に灰色のカードこれはマリスカードいわゆる罠だ基本的に伏せてから発動するよ、あとスペルやマリスにはいろんな種類があるまあそれは使う時に説明するよ」
なるほど…まあ習うより慣れろだやってみよう。
「私は狂愛の獣狩りチリト・レーファを召喚!(A100 D50⭐︎3)」
「は!そんな召喚獣で何ができる?」
「リー、カードの効果を見てみな」
私は絵の下に書かれてあるテキストを読み上げる。
「このカードを召喚した時、1ターンに一度手札から☆4以下の召喚獣を特殊召喚出来る。また、この効果で狂愛と名のつくカードを特殊召喚した場合相手フィールドの召喚獣1体のAを50下げる…私は手札の狂愛の都市AIビルトスを特殊召喚!(A100 D200☆4)」
「いいぞリー、これでレフトソウルデーモンのAは100になった」
「ちょっとまってAってなんなの?」
「アタックの略だよ、まあ言い換えるなら攻撃力だちなみにDは守備力ね」
なるほど、そうだとすれば相手の召喚獣の攻撃力は今100私のレーファと同じ攻撃力だ。
「後攻は攻撃ができるバトルだ」
「じゃあ、レーファでレフトソウルデーモンを攻撃!」
レーファはホルダーからスタンマグナムを取り出して、3発相手に撃ち込んだ。
「わぁ!私が書いた撃ち方と一緒だぁ!」
「はしゃいでるところ悪いがこれは相殺となりお互いの召喚獣は破壊されるぜ!」
「それはどうかな?」
「何?」
「リー、ビルトスの効果を読み上げてごらん」
「ビルトスの効果!自分フィールドの狂愛召喚獣が攻撃する時1ターンに一度攻撃対象にした相手の元々のAと同じ攻撃力になる!」
「そうつまり、レーファの攻撃力はレフトソウルデーモンの元々のA150、やられるのは君だけだよ」
その時レフトソウルデーモンの体が電撃で弾かれ消えた。
「うわ!」(gratter3850)
「今のは?」
「召喚獣を倒したことで相手のライフが倒された召喚獣のA分引かれたんだよ、どちらかのライフがついたとき勝負がつく」
「地道すぎない?」
「大丈夫だプレーヤーにアタックすることもできる、その場合ダメージは2倍になるから、さてまだ君のバトルフェイズは終了してないよ」
「ビルトスでアタック!」
そういえばビルトスの攻撃方法ってどんなのだっけ?
ビルトスは手から衝撃波を出し攻撃した。
「こんなシーン書いたっけ?」
「くっ」(gratter3650)
「ビルトスの効果発動!このカードが相手にダメージを与えたとき守備表示にできる!…守備表示ってどうやるの?」
「カードを180°回転させればいいんだよ」
私は言われた通りの操作をする。
「私はカードを2枚伏せて、ターンエンド!」
「エンドフェイズ時!破壊されたレフトソウルデーモンの効果発動!デッキから☆4以下のソウルデーモン召喚獣を手札に加える。自分のライフが相手より少ない場合そのカードを特殊召喚出来る!俺はライトソウルデーモンを特殊召喚!(A100 D150 ☆4)」
「面倒な召喚獣だね、でも今できることは何もないおとなしく相手にターンを渡そう」
次回親子の絆 クルガー家




