表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/79

第63話『この景色』

新章がスタートいたしました。

これからは新しいパソコンで作業するので時間がかかる可能性がありますね。ごめんなさい。

…休み明けの学校ってどうしてこうもつらいんだろうな


俺は休みが明けて学園に行っていたのだが、やはりめんどくさくなってきた。

マルクたちも行っているのだが気に食わない。

もっと休んでいたいのだが、成績もあるし休むことができない...


「...休みたい」


俺はそう言うことしかできなくなっていた。


















俺は教室の中に入るとヴォルティオールが俺の横に歩いてきた。


「おはようございますアウリスさん!今日もいい天気ですね!」


と笑顔で俺に話しかける。

結構な美少女が話しかけて来たもんだからちょっと驚いてしまった。


「あ、あぁ。今日元気だなヴォルティオールは...」


ちょっとどもってしまった。

さすがにコミュニケーション能力がないわけではないが、俺自身はそんなに経験があるわけじゃない。ましてやプライベートで女性と話すことはなかった。


「...そろそろ授業始まるぞ?」

「ありがとうございます、お隣失礼しますね」


と俺の隣に座ってきた。

するとクラスメイト達がこちらを憎悪の目で見つめてきた。


「ヴォルティオールさんが…」

「どうしてあの狂人に…」


そこのやつ、狂人は失礼だぞ。

するとマルクも遅れてやってきたのだが、なんだかものすごい目でこちらを見つめる上に、何かしゃべっている。その声は聞こえることはない。


「…ヴォルティオールさん、お兄様に取り付いて…お兄様は...()()()()だから…」


とマルクがしゃべっているうちに授業が始まった。
















授業が終わり、昼休みになったので廊下を散歩していた。

俺は3階に位置しているところを今歩いているため、とても景色が美しい。

そこから吹き込まれる風が…とにかく気持ちいんだぁ…。


「アウリスさんは気持ちよさそうに景色を見ますね」

「この景色が…美しいからな」


そう、この言葉は本当だった。

この景色は...どこか見惚れるところがあった。

前世ではこういった景色とかを見る機会はなかったためかちょっと感動していた。


「私も、美しいと思っています」

「だが悲しいよな、こんな景色を壊そうとするやつがいるんだからな」


そう言うとヴォルティオールが俺の隣に歩いて口を開く。


「...アウリスさんがいれば、この景色は守られます」

「そ、そうか…」


俺のことを正義のヒーローと勘違いしているのか分からないが、少なくともこの景色が守られていることを願っている。何だか闇暗組織(ダークネスサイド)という輩もいるらしいが、まぁ日を置いて倒すとして…


「…私は信じています」


そういいながらヴォルティオールはどこかへ行ってしまった。

誰かを信じて動く彼女の姿が、この時の俺にとっては()()()()()()()()()()()()姿()だった。

次はいつ投稿できるのだろうか…

取りあえずブクマ押して待っててください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ