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第40話『なんか変』

あぁ、自分の部屋にいても暇だ。


あの後結局授業が始まったんだが皆の視線が凄かったな。あんだけ妖麗な人が隣に来たら嫉妬するのは分かるけどさぁ…。

そう思っているとマルクが話しかけてくる。


「お兄様、あの転入生の人、なんか変じゃなかったですか?」

「ヴォルティオールか?変?とは思わなかったな俺は」


一体マルクはヴォルティオールのどこに変な要素を感じたのだろうか、それよりも当たり前のように俺の部屋に入っていることが気になるのだが…


「僕は感じてしまうのですが、あの人は…」

「ヴォルティオールは?」

「………()()()()()()()()()()()()()()と思います」


なんかほんとにありそう。


「というよりかは()()()()()()()()()()()()()…みたいな?」

「なんで最後で自信なくしたんだよ」

「だって、まだ確信が持てませんから…」


「ヴィルシスはどう思うんだ?」


そう俺が言うとぞぞぞと背中を這って肩から出てきた。


「私もあの人間については色々と気になるところはあるな」

「ヴィルシスさん…可愛い…」

「マルク殿、話を聞いているのか?」


と話を聞いてもヴィルシスさんも珍しいと思っているようだった。


「ありがと、ヴィルシス」


なるほど、でも俺は初対面だからな。マルクは一回会ったことでもあるんか?まあでも久しぶりに会ったときに別の人と勘違いしてしまうときなんてざらにある。だから…


「…そうか、その可能性もあるかもしれないな。ちょっと一人にさせてくれ、大至急やりたいことがあるんだ」

「…兄様?何を…」

「ちょっと、()()()()を思いついたからな」

















(…お兄様は一体何をなされるのでしょうか)


マルクはアウリスのあの反応について考えていた。”一人にさせてくれ”、”ちょっといいことを思いついた”

っとアウリスが今までこのような反応を示すようなことは今までなかった。


(…お兄様は、一体…まさか!)


マルクは様々な可能性を重ねて、今までの行動、その他すべてをも重ねた結果、一つの結論にたどり着いた。










(……ついに、動き出すのですね!)









これまで竜を仲間にしてきたりいろんな敵をも倒したりして、一人で動くことが多かった。ここで本格的に動き出さなきゃいつ動き出すというのか


(…楽しみにしていますよ、お兄様♡)











…さて、【()()()()()()()()()()()()()()()()()()】どうしようか

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