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マルクの過去、そして未来

とある貧相な村に一人の赤ちゃんが生まれた。赤い髪の毛をしており、顔も整っていた。彼の両親は大いに喜んだ。何故なら彼の両親は子どもに恵まれなかった。その中生まれてきた子どもだったのだ。子どもが成長するにつれて更に美しくなった。

だが、そんな幸せな生活もとある出来事がきっかけで消え去ってしまう。突然その子がいなくなったのだ。彼の両親は周りに協力を仰いだ。だが、彼の両親に協力するものはいなかった。なぜならメリットがないからだ、助けたところで報酬が出るわけでもない。だから見捨てた。












その子、名前はマルクという。彼は人一倍の魔力を持っていたのだが、とある日、奴隷商人に捕まってしまい、奴隷にさせられてしまったのだ。彼の場合は抵抗するすべとなる魔力を徹底的に絞り込んだ。そのおかげでマルクの魔力はなくなった。普通に魔法でできることがマルクはできなくなったのだ。

マルクはひどい扱いを受けた。3歳ながらも周りより色々なことができるという理由で強制労働させていた。マルク自身も抵抗しようと思わなかった。抵抗しようとしたところで無駄だったのだ。魔力があれば別だったのだが…。









マルクの両親は突然亡くなった。魔物に襲われてしまったのだ。マルクを探すために様々なところに旅に出ていた最中だった。

魔物に襲われたあとのマルクの両親は身元を判別できないレベルでの損傷だったらしい。












今日も今日とて強制労働させられていたマルクがついに救われた。なぜなら摘発されたからだ。その中のクロドネス家に拾われた。

グレッグ侯爵によって拾われたマルクはとある装置に1週間入った。それにより3歳までの、強制労働させられていた過去は完全に消え去った。

今本人に質問しても根本的から思い出さない限りは基本的になんのことだかわからない。いや、一生思い出さないでほしいものなのだ。


これがマルク・クロドネスの過去である


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