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くそ夏い、暑っ!!

これから本編が始まります。

表現や、法律や登場人物とこの世界の歴史などは、わかっていると思いますがフィクションです!

『あー、なんかダルいなぁ。行きたくないなぁ…。』


バイトに行くか、行かないか迷っている俺はパンツ一丁の格好で布団の上でぶつぶつ言いながらテレビを観ていた。


ーえー、今日は1番の暑さとなっており瑠名市では最高気温35度までいくそうですー


『うあーっ!!ますます行きたくねぇよ。なんだよ35度って!?死ぬぞ?』

口をあんぐり開けて子供が駄々をこねるように足をジタバタさせて大声でテレビに文句を言った。


(こんな暑い日に、なんでバイトのシフト入れたんだろ。)


心の中で呟いてみたが、行かなきゃ迷惑かかるしこんな狭い田舎じゃ、サボったらすぐにバレてしまう。

仕方ない。と思い、俺は亀のようにノソノソと髪に寝癖をつけたまま着替え始めた。


着替えながら壁に掛けている時計に目をやると、時刻はまた朝の 8時30分。


『バイトの時間までまだ1時間くらいあるなぁ。たまには、ゆっくり朝飯でも食ってみるか』


時間に余裕があると、すぐに憂鬱な気分は晴れて次の楽しみへと移ってしまう。いいのか悪いのか、、

あまりキッチリした性格ではないから、俺にはこういうのが合っている。、と思う。

ガスコンロに火を着け、小さいフライパンを手に取って食パンをその上に置く。

トースターが無い俺なりの適当な工夫である。


『んで、焼けたらやっぱマヨネーズっしょ!!』


フライパンで両面焼いたら、マヨネーズをなみなみかけて最後にサラダにも使えるハムを乗せる。

これと、インスタントコーヒーがあればどんな洒落た喫茶店よりも美味いモーニングのできあがり。


『やればできるんだけど、なかなかそれまでがなぁー。久しぶりの朝飯っ!!いっただきまーっ!!』


俺が、両手を合わせ出来たばかりのトーストを手にとった瞬間、、


“ , ! ??



, ⁉︎ . . .’ w. ? ”


目の前が真っ白な光に覆われて、俺は気を失っていた。


『ん、、?あぁ…』


瓦礫の中で、俺は夏の暑い日差しで目を覚ました。

(たしか……俺は…、)

それまでのことを思い出そうとする。

いつも通りの朝を迎えて、久しぶりに朝飯を作って食べようとした。


『バ……バイトっ…。で、…電話しな…きゃ』


身体中に激しい痛みが走り、声を出すのも意識を保つのもやっとだった。


なんで俺は死にかけているんだ、、

          何があったんだ!?


ーアンゼンソウチ、カイジョ、、セイメイイジ、、ヲ、ー


近くから聞こえる機械音声が途切れ、途切れで喋っている。


(…つか、なんの声なんだ?これ……。そんないい感じな家電ウチにはないし…)


瀕死ながらも冷静な自分に驚いている。

意識があるうちに、“ソレ” を見てみたい。好奇心から、なんとか動かせる首を音のする方へと向けた。


そこには、銀色の透き通った髪に山吹色のグラデーションが美しい腰まで伸びた長髪の少女がいた。


身体の痛みが吹き飛ぶくらい、その少女に見惚れてしまっていた。

『かわい……』


と言いかけて俺は気を失った。


                     つづく


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