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魔法?いや、超能力なんです。(小休憩中)  作者: ぢそべ某
第1章!
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#1 プロローグ?

初投稿です。

拙い文章ですが、読んで楽しんで貰えると嬉しいです。


変な所、気になる所ありましたら、

容赦なくツッコミを入れてください。

 

 どうしてこうなった。





 今日は普段といつも通りの朝を迎え、いつも通り高校に行き授業を受け、そしていつも通りの帰り道を歩き自宅に帰るはずだった。


 だが今の俺はなぜか地球ですらない荒野に1人立っている。




 原因は数分前に遡る。










 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼










「あ~今日も1日頑張った頑張った。しっかし高校2年の秋でもう進路の話だなんて、人生もうちょっとゆっくり生きてもいいと思うんだけどな。」




「…お、綺麗な夕日だ。いや~お疲れな俺の心も癒されますな…ってなんだ眩しいな、おい─」




 俺が帰り道の土手を歩いていたとき、不意に夕日の眩しさが強まり目を細めた。それだけだったのだが…




 目を開けた瞬間辺りは一面真っ白な空間に様変わりし、目の前には羽の生えた女が浮いていた。




「どうもはじめまして、城ヶ崎 優斗(ジョウガサキ ユウト)さん。私がこの世界の美人な創造主"シルフィー"です。」




「…いや、ここどこだよ。これから家に帰って新月堂のどら焼きを食おうと思ってたのによ。」




「あれ、普通もう少し驚いたりしません?え、一体何が起こったんだ!この目の前の美しい女性は誰なんだ?、とか期待してたんですけど。」




「…うん、とりあえず自意識過剰な人だということは分かった。で、ここが何処か説明をお願いできますか"自称"美しい女性のシルフィーさん?」




「チッ、分かりました。」

 いや舌打ちしたぞコイツ。




「ではまずこの場所ですが、世界の狭間にある空間…とだけ言っておきましょう。わざわざ説明する相手もいないので名称なんて付けていませんしね。今回はあなたと話しをするためにわざわざ召喚しました。」

 わざわざとか言うな。




「…ツッコミどころ満載だけど………とりあえず分かった、あんたが人間じゃないのは初めから分かってたしな。」




「あなたならそうでしょうね。さて、あなたを呼んだ理由ですが…今から他の世界に行っていただきたいのです。」




「いやです。」



「即答ですか…ですが拒否権はありません。実はあなたに行っていただきたい世界のバランスが崩れ始め…まあ崩壊の危機を迎えているんですが、それの修復を頼みたいのです。修復と言ってもただ行ってそこで生活をしてもらえばよいだけです。」




「…そういうの自分でどうにか出来ないもんなの?仮にも創造主なんだから。」




「創造主だからこそ、1つの世界に過剰な干渉は出来ないんです。まあひと1人送るくらいなら大丈夫ですが、やりすぎると逆にその影響で崩壊が始まってしまうので、逆に。」

 …逆にって。



「それでバランスを整える調整剤をあなたに添えるので、そのままその世界で過ごしていただきます。添えると言っても魂に馴染ませて勝手に散布されるので、普通に30年以上過ごして人生を終えて貰えればそれで充分です。」




「…それって俺じゃなくてもいいんじゃないの?」




「まあそれはそうなんですが、前回適当な人を送ったら思ったよりも早く死んでしまって…調整剤が上手く散布されずに崩壊しちゃいまして。」



「後処理がそれはものすっ………………ごく大変だったので、あんな目に遭うのはもうたくさんです。」




「それなら貴方のような人にしようかなと。それに元々、貴方を先程までいたあの世界から消す事は決定事項でしたのでちょうど良かった、というのもあります。分かるでしょう、理由は。」




「まあ…うん。──あれ?てことは、もし俺がこの話を断れば…」



「貴方を存在させておく必要はありませんし、勿論消しますよ。やる気のない人を送って早々に死なれても困りますから。一応他にも何人か見繕ってますが…貴方の足元にも及ばない雑魚ですからねぇ。」




「…分かった分かった、受けますそのハナシ。」



「それは良かった。ではあなたを送る世界ですが、文明レベルはあまり高くはありません。電気の概念もまだおりませんし、科学技術はまだまだ未発展…ドラ○ンク○ストの様な世界です。」




「あなたの世界には本来存在しない魔法なんてのもありますし、見たことのない生き物…魔物もいます。まあ規格外なあなたならそう簡単に死ぬこともないでしょう。」




 …とりあえずド○クエを引き合いに出すなよ、分かりやすいけどなんか問題がある気がするぞ。



「ということで、いってらっしゃい!」

「はっ?」



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