始まり
『世界ガ乱レル』
(見た感じ少しヤバそうだから行ってみるか)
鶴はメールを消すと
「ちょっと行ってくるー」
「お仕事をするんですか?」
「正解ー」
(みんなには黙っておいた方が良さそうだな)
「溜まってるもんねー」
「そんじゃ、後片付けよろしく〜」
「頑張ってねー」
ーガチャ
「行って来まーす」
ーガチャン
人通りが少ないところに歩いて行くと丁度いい感じの物置き小屋に着いた
「さて…」
(転移《神の部屋》)
「おっとっと…未だ魔法には慣れないな」
鶴が転移した場所は神の部屋のドアが沢山あるリビングのような場所だった
「神達はどこかなー」
ーガチャ
「…ぁ…」
出て来た神は急いで閉めようとするが、鶴はそれを許さず足を伸ばしてドアが閉まらないようにした
「他の神達は?」
鶴がそう言ったのは転生の時の女神では無かった為だった
「よ、呼びます…」
彼女はそう言ってスマホのような物を取り出して何かを送ると続々と人(神)が出て来た
ーガチャ
「「「「「「なに〜…」」」」」」
「「「「「「えっ!」」」」」」
「な、なぜここに…!?」
「何となくここに行った方が良いかなと思ったから」
「え、まあそうなんですが…勘が良すぎないですか」
「まあ、それは置いといて先ずは色々説明してくれないかな」




