日常
ーピロリン
「…は?」
そう発したのはコーリスだった
「?」
「?」
「い、いえ何でもありませんよ?」
コーリスは正直おかしいと思っている。なぜならあんなに動けていたのに素早さが足りないのだ。それ以外なら普通のステータスなのだが、鶴が偽造していることが何となくわかってしまったようなそんな感じがしている。
「えーと、ツル様は…その…(ステータスを偽造してませんか?)」
(何でわかった?)
(女の勘ですかね)
「ああ、そう…じゃあ本当のやつ見せれば良いの?」
「はい!」
本来ならギルドの試験では偽造はしていけないのだが、惚れた女の弱みみたいなもので、コーリスはこれを許した。
「じゃあ今から見せるね」
「お願いしますね」
ーピロリン
「…何ですかーこれはー」
「これが本当の俺のステータスだよ」
(兄ちゃん…どんなステータスなんだろうな。今度、見せてもらおうかな)
「折角だし自分でも見てみようかな」
「ステータス」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
名前:覇才 鶴
種族:両神皇
性別:男
レベル:??????????????????????
経験値:??????????????????????
/??????????????????????
筋力:??????????????????????
素早さ:??????????????????????
七属性魔法・魔術・魔導
スキル
<整理>
<真・心理鑑定>
<森羅万象>
<覇才流刀術>
<覇才流槍術>
<覇才流体術>
<覇才流双剣術>
<超天才>
<超隠密>
<断罪>
<真・司令>
<真無属性魔法・魔術・魔導>
<超惚れ笑み>
<超越感覚>
<超天変地異>
<神皇の威圧>
<混沌の世界>
<空間形成>
<超飛行術>
<超無心>
<真・瞬間把握>
<イーグルアイ>
<七色の錬金術>
<手加減>
<真・召喚魔導>
<超神眼>
<スキル想像>
<強奪>
<身体強化最上級>
<生命創造>
<永久の命>
<超スキル昇華>
<魔法・魔術・魔導創造>
<神鍛治>
<幻獣召喚魔導>
<遺失魔法・魔術・魔導>
<精霊・神獣・神絶対服従化>
<命令>
<蘇生魔法>
<最強>
<超鉄壁防御結界>
称号
神を服従させし者
覇才流を極めた者
最強の神皇
歩く天災
神々の主人
常にレベルが上がっていく者
二つの生態系の頂点に立つ者
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「あー…すまん内緒にしておいてくれないかな」
「あ、はい」
(コーリスって言う人怖がっているけどどうしたの?)
(また後で)
「さっきはすみませんでした」
「いや、こちらこそごめんね」
「早く私は登録したいよー」
「あ、ごめんなさい。それでは…」
〜十分後〜
「はい、出来ましたよ」
「やった…早速クエストに行こうよ!お兄ちゃん!」
「うーん…いや、また今度にしよう」
「うーんそっか…」
「じゃあその埋め合わせに料理でも作ってあげようか?」
「え!?いいの!?」
「ああ、いいぞ」
「それじゃあ早く行こうよ!」
「じゃあそういうことで」
「あ、はい」
(あーツル様カッコよかったなー)
「おーい…だめだこりゃ」
_____________________________________________
「…で、何で生徒会の人達がいるんですか!?」
「いやー頬っぺた溶けちゃうよ〜」
「既に会話にならない…」
「まーいーじゃん?」
「よくないです!」
「まあ、なんだそのみんなゆっくりしてね」
「そうするよー」
ビービー
「ん?パソコンから警告だな」
そこに書かれていたのは…




