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最強が最強を手に入れて何が悪い!(休止中)  作者: 赤月
学園編〜第二章〜
14/25

生徒会長になった神皇

「で、出来た〜!」

突然あの強制生徒会入会事件(鶴が命名)の犯人が入って来た

「え!?な、何ができたんですか!?」

「勝手に入るなよ…」

「あ、すみません…で、何が出来たのですか?神器ですか?」

と、彼女は本の世界の魔王襲来の時の鶴が神々しかったと言って信者の様な態度になっていた。あながち間違ってはいなかったので否定するのもどうかと思って何も言っていない


ちなみに彼女はアリス=バーウィンだそうだリリスとは

姉妹らしい

二人揃っての生徒会は珍しいそうだ


「パソコンが出来たんだよ」

「ぱそこん?」

「パソコン」

「何ですかそれは?」

「見せたほうが早いかな」


鶴がパソコンにあるボタンを押すと

「え?!なんか出ましたよ?!」

「落ち着け」

「え、でも…「落ち着け」…はい」

「よし、落ち着いたな」

「はい」

「よし。まず、お前は俺の許可なしにこの部屋に入ったな?」

「うっ」

アリスはいきなりばつが悪そうな顔をした

「しかも挨拶もなしだ」

「っでも…」

「挨拶は人として大切だ」

「う…」

今のアリスにはまさに『チーン』みたいな効果音がありそうな感じだ

「…今度、できてなかったらお仕置きな」

アリスは今度と言う言葉を聞き、目を輝かせて

「わかりました!」

「よし、えらいえらい」

「えへへ〜」

「さあ、今日は会議なんだろ?」

「あ、はい!では行きましょう!」

鶴がドアを開けると三人が既に座っていたが、全員女の子だった

「…」

バタン

鶴は一旦ドアを閉めて

「え、ちょっと待って」

「?、どうしました?」

「なんで女だけなんだよ」

「いや〜見事に学年一位が貴方様以外女なんですよね」

「はあ…」


ガチャリ

「えー…この度生徒会長になってしまったツル=ハサイだ、よろしく」


パチパチ

「へーカッコいいね」

「そうだね」

「よろしくお願いします」

「改めてよろしくお願いします」

ワイワイタイプと物静かタイプとくっきり分かれている


「アリス…だっけか」

「はい」

「後で渡したい物があるからよろしくね」

「…それはどういったものでしょうか?」

「パソコンだよ」

「ぱそこん?」

「まあ、聞くより見たほうが早いかな」

鶴はパソコンを部屋に転移させた

「「「「っ!?」」」」

全員が目を見開いた

「あーごめんね」

「生徒会長は転移魔法も使えるのですか?」

「うん」

「………」

沈黙を破ったのは誰だろうか

「気持ち悪いね」

「っ!?」

その一言で鶴の昔の事を思い出した


元の世界にいた時に鶴は力を持ち過ぎたから誰にも関わられなかった状態だった


その事を思い出した


その瞬間に鶴の心は氷点下まで下がる様な事になった事にここにいる全員が感じ取った


「あ、あはは〜あの悪気はきっと無かったんだと思いますよ!ね!?」

「あ、うん」

「…そう」

「でもさぁ〜この歳でいじける事はありえないでしょ〜」

ーピタッ

場が一瞬で凍った

鶴がある問いを殺意と一緒にぶつけた

「…では、貴女は人から一切何もされ無い事をされた事はありますか?」

「え?」

「ありますか?」

「い、いえ」

「まあ、今回は良いですよ」

「え?あ、あれ?」

急に雰囲気が変わったため戸惑ったのか目に見えて困惑している

「すみませんでした。この馬鹿が。あ、私はアティス=カルサンと言います。三年生です」

物静かタイプ一号

「よろしくー」

「私はアートン=カルサンだよ!よろ!あ、あと二年生だよ!」

ワイワイタイプ一号

「よろしく」

「私は初風 伊織だよ」

少しワイワイタイプ二号

「よろしく」

「改めてよろしくお願いします」

少し物静かタイプ二号

「改めてよろしく」


ニコッとするとまあ、もう言うまい…

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