第二十話のことば
・氷雪嵐中の霹靂【SNoWカード】
(X)(青)(赤)
スプレー
このカードがFmになる場合、アンステディされる。
神代(X)(あなたがこのカードを引いたとき、それがこのターン最初のドローだった場合、あなたはこれを神代コストで使用することができる)
すべてのプログレは、500×(X+1)のダメージを受ける。
このカードを正規のコストを支払って使用していた場合、あなたはこのカードによって破壊されたプログレ一体につき一枚、カードを引いてもよい。
【制限カード】
自身の場を含めた全体火力に、状況次第で莫大なドローを生み出す可能性を秘めたカード。
全体火力として、素の状態で使用するだけなら、大したカードではない。
標準的な1コストのプログレを焼くには(青)(赤)(2)で4コスト、2コストを焼くには7コストを支払う必要がある。アグロ系統にはまず間に合わない重さであるため、除去としては信頼性が薄い。
その点神代でプレイできれば、色2点分が軽減されるので、かなり使い勝手がよくなる。
X=2で相手のプログレを一体焼いてドロー、というだけでも十分通用する。場を一掃しつつ三枚もドローできれば、それだけで勝ちも同然である。
それ以上にこのカードが恐ろしいのは、自身のプログレを焼いてドローに変換できる点にある。
BP500や1000以下のCIP持ちやトークンを何体か場に出していれば、場合によっては相手の生物を一切除去できなくても得になりうる。
これが、異常なのである。
そもそも全体火力カードは、「相手が小型を展開するデッキでなければ使い道がない」という弱点を前提にバランスを取っている。
ところがこの『氷雪嵐中の霹靂』は、たんに全体火力というだけでなく、高効率のドローカードとしての機能も果たす。
しかも神代コストによりコストパフォーマンスを重視することもできれば、スプレータイミングで相手の妨害もできる。
こうした柔軟性を買われ、一時は青赤か、白青赤のカラーリングによる、トークン制圧型の低速ビートダウンで四積みされる。そしてそれらは環境までも制圧した。
ほどなくして、「青赤トークンの主軸かつ、ほぼ専用カード」「環境を固定化する最大の要因」であるとして一枚制限を受けてしまった。
手放しに採用するには重いばかりのカードであるため、現在ではほとんど使われない。
また、制限当時よりも環境が多様化しているため、制限緩和を求める声も次第に増えてきている。




