プロローグ
完全処女作です……。
拙いところも沢山あると思います。どうぞ大目に見てください。
昔、祖母から聞いた話である。
今から400年ほど前、遠く離れた大きな国に目を狂気の色に染めた黒龍が降り立ったらしい。何故その黒龍が目を狂気の色に染めたかは、分かっていないそうだ。その黒龍は暴虐の限りをつくし、残虐な行為を繰り返していたという。そこへ、淡い銀髪の少女がどんな屈強な男でも持てまいという程大きな大剣を持ち勇敢に戦ったらしい。そうして黒龍は追い払われたそうだ。
その話を聞いた私は祖母に目を輝かせこう言った。
「すごい! そのお姉ちゃんってつよいんだね」
祖母は優しく微笑み相槌を打った。そして続きを語ってくれた。
黒竜を追い払った後、その少女はその国の王に感謝の意を込めた大きな晩餐会に招かれた。少女は国で1番の腕を持つ針子の作ったドレスで着飾り、晩餐会に来たそうだ。ここまでなら、立派な英雄譚だがその後が問題だった。
その少女は黒龍よりももっと恐ろしく、獰猛な笑みを浮かべてとても不吉な予言を残したという。
その予言の内容は、もう伝わっていないそうだ。
間違いとかあったら教えて下さると嬉しいです!
更新頻度は遅いです……