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普通の日常だったのに  作者: ガイア・リカオン
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人の生きる道

初めまして、今回久しぶりに小説を書こうと思い見切り発車をしました。

何気ない日常が壊れる時って怖いですよね。そんなものを掻こうと思います。

少しでもお楽しみ頂けたならさいわいです。


世界が混沌としている。風が渦巻き、木々が倒れ、町が重なっていく。

この地を荒れさせたのは一つの意思。

言葉は力となりて世界を覆う(おおう)

黒髪の少女は、真っ直ぐ見据え渦巻く力を見つめてた。

「一つの呪いが世界を壊す」

そう呟くと後ろで彼が言葉を放つ。

「貴方がこれを何とかする必要はない、他の術師(じゅつし)にまかさればいい」

長い黒髪を靡かせる(なびかせる)二人は似ているようで対象的だ。

さて、自分の力とあれは滅びをもたらすのかなとおもいながら。

術を使い空へと飛んだ。



 序章 日常から生まれた呪い


 その日は晴れていた、海に近いこの町は風が強く、雨の日は傘が折れるので

有名だ。

 そんなある日、大神紗樹(おおがみさき)と友達は町のショッピングセンターに来ていた。

親に許可を貰い犬をもらうためだった。

 この町は動物も話す、それで互いの意思を確認し。その家のこになるのだ。

相性は大事である。

 ショッピングセンターは広く、迷いつつペットショップに入った。

嬉しそうな友達を見て紗樹は一抹の不安を覚えた。

 この国には言霊がある。それを制御できるものは限られてるが、些細な食い違いで呪いを生むこともある。

それを心配していた。

子犬や子猫は純粋な分力が強い。

まあ、あの親子なら大丈夫だろう。

そうしてるうちに決めたらしい。

「このこにする」

茶色の子犬はつぶらな瞳で友達をみた。

「大事にしてくれる?」

「もちろん、うちのこになってくれる」

子犬は尻尾をふり頷いた。

゜「契約成立ですね。違えたときは呪いが発動しますんで、お近くの呪い院まで」

この国で四番目に大きいと言われるむしるしりょうてんをみて、アイスクリームをたべてから帰った。

帰りは平和そのもので友達を家まで送る。


 彼女の家に着いたとき紗樹は嫌な予感がした。

「あの人がうわきしていて、私にわかれろなんていうから!」

「お母さん、このこ飼うって約束」

「そんなばあいじゃないの、殺してしまいましょう」

「だめ、約束が」

母親は錯乱し包丁をもってきた。

守る様にそのこは立ちふさがるも取り上げられ。

刺した。

血が流れる匂いをかぎ取り紗樹は部屋に入る。

「うそつき」

子犬の籠から血の匂いがむせ返ってきた。

「貸して」

「呪いが生まれる。私は術師だからなんとかする」

純粋なものほど染まりやすい。

紗樹が籠をのぞきこむと悍ましい(おぞましい)光景が広がっていた。

籠の中で子犬は母犬とおもわれる犬の内臓を食べてたのだ。

血にまみれた口で、呪いの言葉を。発する。

「こんなせかいなどこわれちゃえ」

言霊がまわりを変化させていく、

空が曇り,風がふきあれ、町が変容していく。

「こちら紗樹、最大の呪いが発生した、船とおおがみのちからの使用許可を」

そう連絡した時、誰かが子犬を奪おうとする。

力の使用許可なく空を飛んでた紗樹は墜落しかける。

「これは世界への呪い、私がもらい受ける」

籠は女の手の中、紗樹は抱えられ離れた場所に降り立つ。

走っておいつこうとするがビルがせり上がり階段状になる。

女は離れて行き紗樹は駆け上る。

紗樹を助けた男はビルを駆け上りながら船を呼んだ。

「紗樹、札がないのに強い力を使うな」

「真、あれは私と同じ呪いだ、私の大神の力でなければ届かない」

黒髪長髪美形の男は紗樹の手を掴み、隣に並走し始めた船に引っ張った。

その手を紗樹は蹴り飛ばし。船に降り立ち、札の所へ向かう。

船の中央に上からつりさげられる札を一枚とり駆けてく。

とめようと駆けた男も気にしながら紗樹は空をとんで赤い光を放つ。

空に力がいきわたり子犬を連れ去った方に流れて行った。

空をゆっくりおりながら船に戻ると、赤い服を着た大柄な男に近づかれ

「お前は術師か?」

「普通の術師です…」

睨みあってると長髪美形の男が近づいてきて、赤い服の男が去る。

「防音結界,紗樹、お前が力を使う必要はなかったのではないか」

「真、あれは私と同じ呪いを吐いた」

真と呼ばれダ男は眉間にしわを寄せてため息をつく。

「だが、紗樹の力もこの世界には脅威だ、札を使わずに力使うと襤褸がでるぞ」

「わかっている、ごめん、…それとありがと」




読んで下さりありがとうございます。久しぶりに少し長めのお話書こうかなと。此れ元ネタは私の夢なんです。それをちょっと壮大にかいてみれればいいのですが。

終わるまで長く緩い目で見て下さい。

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