表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

セイシュンを忘れた少年の華 ~死んだはずの幼馴染と一緒の顔をしたアンドロイド~

 世界から戦争を失くすにはどうすればいいか。

 有史以来、常に人類史に付きまとう問題。
 偽善的な回答。現実的な回答。解はないとする考え方。様々なものがある。その中に明確な回答はない。すべてが夢物語。
 だが、人類は気づいてしまうことになる。その答えは、人類史に多く転がっていたことを。

 突如として、世界から戦争が消えた。消えざる負えなかった。侵略者が現れたのだ。

 地球の半分を侵食された人類。もう滅ぶしかないと思われたそのとき、天啓が舞い降りる。
 太陽嵐が地球を直撃。パラズメアの進行が突然止まった。
 研究者は、再びパラズメアが活性化するのに十五年かかると計算した。その間に、各国はパラスプラズマを殲滅する兵器の開発に努め始める。

 それから二十年がたった。いまだに、パラズメアは小康状態を保っていた。


 そんな時代に生まれた青年、織井永一郎。今日もいつものように問題を起こしながら、パラズメア用自律兵器である双葉とともにパラズメアを駆除していく。
 小康状態とはいえ、感染するものはいる。それらを生業にする組織『自警団』に所属する永一郎は、無気力に毎日を送っていた。

 ある日、日頃のツケで受けさせられた護衛部隊でテロリストの襲撃を受ける。世界から戦争はなくなったが、諍いはなくならなかった。
 カソックに身を包む男達の襲撃に身構えるが、いとも簡単にあしらわれてしまう。
「キミは未熟」
 そんな言葉を男は残し、去っていった。

 エンジニアとの運命の出会い。カソックの男である蟹江真澄の自警団襲撃。世界がいま、永一郎を中心に目まぐるしく変わろうとしていた。
 そんな中言い渡された蟹江真澄の暗殺計画。パラズメアを駆除することが目的の自警団が、同じ世界に生まれたはずの人間を殺す。
 その事実に、永一郎は葛藤していくことになる。

 その戦いに身を投じる最中、永一郎は様々な秘密を知ることになる。

 パラズメアという存在にまつわる陰謀。
 双葉たちのような、パラズメア用自律兵器『マギナ』の謎。
 死した幼馴染の行方。

 それらを追いかけつつ、自分の生き方・存在意義を模索する。


 ――いま、青春を忘れた少年の時が動き始める。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ