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茜
おもわずOKしちゃったけど、何言っちゃってんのー
(ベッドの中でゴロゴロと悶絶する俺)
よし。行くっきゃない。
ピンポーン
「神楽君ー入って入って」
「お邪魔します。」
「というか、俺なんかを泊めて良かったのか?てか親とかに怒られない?」
「私の親は、死んじゃったから」
「ごめんね。変なこと聞いちゃって」
「じゃあ~バツとして私と一緒に寝ること。」
「ちょっと、急に何を言ってるのかな?言ってるのかな?さすがにダメだろそんなの。」
「冗談だよ~」
「ビックリしたー。嘘でもそんなこと言っちゃ駄目だよ。」
「ハーイ」「私の事は茜と呼んでね誠一君」
「わかったよ、茜」
「誠一、どこかお出かけしない?」
「どこいく?」
「映画館にでもいっこっか」
「ああ。一緒にいこう」