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現状把握

やあ、久しぶり暁紅夜改めナイト・リベリアだ。って俺は誰に向かって話しかけてるんだ?

まあ、いいか。

俺ことナイト・リベリアは今2歳の誕生日を迎えた日の夜で皆寝ているくらいの真夜中だ。なんでこんな真夜中に起きてるんだだとそんなのたまたま目が覚めたからに決まってるだろうが。

生まれてから今までのことだと、そんなのあんま動けなかったから言うことはあんま無い……といっても俺のステータスが低い理由と魔眼が無い理由は分かったぜ。おっと俺はまた誰に向かって言ってるんだ。

まあ、とりあえず一旦今までにある情報を整理するか

まず俺のステータスが低い理由は隠蔽のスキルを持っているせいでステータスの大半が隠蔽されて元の数値を示していなかったんだったな。

神様がオマケでつけてくれたらしいがそれのせいで俺は落ちこぼれルート真っ只中にいるんだったな。まあ、その方が気楽でなおかつ魔眼が開眼した時にさしてこの家に損害が少ないし問題はないけど。


魔眼がステータス上に無い理由は失明の危険性があるみたいだったから神様が気を利かせてくれたみたいだ。

なんかよく分からないけど赤ちゃんの時に魔眼を開眼させるといけないらしいんだけど、なんでかはよく分かって無い。


ああ、それとこの国での魔眼の扱いは最悪だな。というよりもっと酷い、いじめられるとか通り越して国がまとめて教育施設という名の収容所に入れて纏めて管理してある程度の年齢になったら戦場に送り込んで肉壁にしてるみたいだし。

俺も魔眼が開眼したらそうなるだろうけど、まあなんとかなるでしょう。というか絶対脱獄してやる。


まあ、今の所の情報はそれぐらいかな?いやあと1つあったな。神様曰く俺以外にも転生者が1人いるらしい。そいつは前世で俺の知り合いだったって言ってたけどそれ以上教えてくれなかったけど絶対にいつか会うと言ってたな。まあ、誰でも別にいいけどな。


情報整理もこれぐらいにするか、少し頭使ったら眠くなってきたしそろそろ二度寝?でも始めるか。じゃあおやすみ。ってまた俺は誰に向かって言ってるんだ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あれから2年経った。俺の今の状態はあまり変わってないんだが俺にとって大事な事がこの2年で起こった。なんと妹が生まれたのだ。しかも双子、だけど俺は片方とはあまり会ったことが無い。理由はステータスが俺の隠蔽時よりかなり高かったからだ。赤子の頃から英才教育ってとか思ったけど、俺が口出すようなことでもないしな。

英才教育というなら俺もされている。隠蔽時でも俺の知力は高いらしく領地の管理などの管理職を任せるつもりで英才教育を受けているがあまり本腰はいれていない。どうせ魔眼が開眼したら収容所に送られるのだ頑張る理由が無いだろう。とは言っても親にばれないように絶妙に手を抜いている。ばれると面倒くさいからな。

おっとまた俺は誰に向かっていや仕方ないか最近誰とも話さないから誰かと話したくてエア友達に向かって話しているんだ。妹が生まれてから親は俺に関わって来なくなったし。仕方ない魔眼が開眼するまでもう1人の妹を光源氏計画でもして遊んでいるか。魔眼使いに悪い印象を持たないように小さい頃からせんの、いや教育をしなくてはな。


「ルナ、いいか魔眼使いは悪くない悪いのはこの世界だ」


「だっ!」


そうか分かったかよしこの調子で続けるか。

あとそうだかなりショックだったから無理矢理忘れていたが俺には魔法の適性が無いらしい。異世界に行った時にやりたいことNo.2だったのに。まあ、魔眼がどんなのが来るか分かんないからなんとも言えないけど出来れば派手な奴か略奪系がいいな。俺には魔法の適性は無いがルナとユエにはあるらしいが詳しく聞いてないから知らないけど。


ああ、そうだ妹の名前を言っていなかったな。双子の姉の方で英才教育を受けているのがユエ・リベリアで今さっきから俺と一緒にいるのがルナ・リベリアだ。出来ればルナは俺が育てた(ドヤッ)とかやってみたかったけど無理そうだからいい子に育つ事を神様に祈るしかないな。あの神に祈るのかだって、んな訳無いだろ。あいつは仕事してないって言っただろ。あいつ以外の神様に一応祈っておくって事だよ。


あとこの世界異様にゲームみたいな感じなんだよな。今まででもよく出てきたステータスなんかはレベル制MMORPGから取ってきたようにそっくりだし、それ以外にもゲームから取ってきたと思うような物が多くあったな。偶然っ言い切れる量を通り越しているから多分あの神様がやったんだろうけどな。

まあ、そこら辺はどうでも良いや。今世ではお気楽に生きるって決めたからな。ステータスだけでもチートみたいだから人生イージーモードだし。なんかこの世界よくある転生ものにいるようなラスボス見当たらないし、それにいたとしても俺が倒しに行かないとみたいな事は無いからな。


取り敢えず今ある情報を整理したけどなんか余裕じゃねって気がしてきたしそろそろ夜も更けてきたし寝るとするか、じゃあおやすみ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あれからまた1年経った。なんだ飛ばし過ぎだと仕方ないだろいう事があんまり無いんだから。ステータスの低い(と思われてるだけ)の俺と姉とはステータスの差があって親から期待されてないルナ、ぶっちゃけるとかなり暇なんだぜ。


だけど最近魔力操作を覚えてから少しだけ暇潰しができるようになってきた。俺にはなんか魔神の加護っていう称号のおかげで魔力やら魔法系のステータスが異様に高いからその魔力の底上げをやるのが最近の俺の暇潰しだな。ユエの魔力が1000超えたとか親が言ってたけどその30倍もある俺ってやっぱチートだなとその時思った。

魔力は生まれた時の平均はだいたい100〜300位で4桁あれば天才で5桁になると鬼才って呼ばれるらしい。

まあ、俺には魔法の適性が無いから今の所身体強化位しか出来ないんだけど。無駄に多い魔力を使い切るために常時身体強化してたらいつの間にか魔力操作ってスキルが追加されてたからルナの魔力を操作して魔力を底上げしたりしてるんだけどまだ4桁はいってない。魔眼が開眼するまでに4桁いくといいな。


魔眼開眼まであと1年になってきたからあと1年でここともお別れかなと思ったけどそうでもないらしい。もしも魔眼使いが生まれたら10歳まで家で育てるのが当たり前らしい。だから俺はあと5年この家に居れるようだ。まあ、そんなに嬉しくないんだよなー。できれば早く自由の身になって世界を見て回りたいんだけど。あと魔眼の開眼する時間はこっちで選べるらしい。そうは言っても日にちは決まってる。6歳の誕生日の日の間なら何時でもいいみたいだから誕生日会の時間に合わせて開眼するようにするとしよう。その方があの親を驚かせられる。今からかなり楽しみだ


あれからルナの教育もとい洗脳も続けている。まあ、そうは言っても魔眼使いってだけで悪印象を持たないようにしているだけなんだけどな。あとそうだ妹の進路がもうすでに決まったらしいなんか魔法の学校だったかな、7歳の時から通うらしい。かなり大手のところであるから行く手段は割とあるみたいだが、今の所行けたら行こうかなという程度だ。可愛い妹と一緒に行けるなら行ってみたいので、なんとかなりそうなら行くという方向でいいだろう。


俺の家のことなんだけどなんかメイドとか使用人とかいるから貴族の家だとは思ってたけどまさか上級貴族だとは思わなかった。ああ、上級貴族っていうのはこの国に4家しかない貴族のことで王家の次に偉いらしい。この上級貴族にはリベリア家の他にグラディウム家、ヴィラガ家、エクエス家の4つだ。リベリア家とヴィラガ家の2家が魔法を扱う家でグラディウム家とエクエス家の2家が剣を扱う家だ。だからユエより魔法の適性が無い俺とルナは家から荷物程度にしか思われていない。


あと妹が初めて口にした単語がおにぃちゃんだった。その時すごく嬉しくて何回も言わせてたらメイドに変な目で見られた。別にいいじゃないか、前世でも妹がいたんだけどかなり変わったやつだったから純粋な時に普通になるようにしたいだけだし。まあ、別に前世の妹と仲が悪かった訳ではないから転生した時は不安だったけど……いや違うな今でもかなり不安だ。あいつかなりのブラコンがはいってたから自殺してないかが不安だ。


ああ、あとそうだもう一人の転生者の情報が手に入ったな。確か名前がマリア・ミオレムだと思う。理由は色々あるけど1番の理由はステータスの異様な高さだ。生まれた時で全て10000を超えていたらしい。うわっ、なにその化物とか思ったけど魔力だと俺の方が数十倍あるから人のこと言えないんだけどな。その他の理由だとヴィラガ家からの養子の申し込みを断ったことかな。3歳の時に申し込まれたのに自分の意思で断るなんて転生者でもないと親に流されてしまって出来そうにないしな。


こんな感じで今回の情報整理は終わりにするか。次はそうだな1年後の俺の誕生日の日の前日にでもするか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これまた1年後

お久しぶりナイト・リベリアだぜ。なんかめっちゃテンションが高いけど気にするなだぜ。テンションが高いのは明日で念願の魔眼が開眼するからだぜ。まあ、いったん落ち着いて情報整理といってもこの1年あんまりなにも起きなかったからな。強いて言えば俺の魔力が1.000.000突破した事とユエの魔法が氷魔法LV3になった事くらいかな。

まず俺の魔力の方はこれからも成長の見込みがあるみたいでかなり驚きだ。普通の人だとこんなに魔力が上がることはないようだ。しかも俺はまだレベル1だ。まだまだ上がる見込みがある。

ユエの魔法は元々氷魔法っていうのは水魔法の上位の魔法らしいから生まれた時から持っていたのはユエが初めてらしい。いや、正確には2人目で1人目は前に言ったマリア・ミオレムが持っている。まあ、こいつは隠蔽のスキルがあるから他にも色々持ってそうだけどな。ユエはあと生まれつき火魔法LV3を持っていたからかなり優秀らしい。魔法の学校にも特待生扱いが決まっているようだ。


今回の情報整理はこれぐらいで早く寝て明日を迎えたいからもう寝るから。じゃあおやすみ。




次の話の時に主人公と妹のステータスを後書きに書きます。主人公がかなりチートになっています。そこら辺はおいおい調整していこうと思います。これからもこの作品をよろしくお願いします。

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