表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とある冒険者の漫遊記  作者: 安芸紅葉
第五章 王都までの道中「花の谷と妖精郷」編
99/358

第82ページ プロローグ

第五章開始です。

プロローグがいつも以上に短い感じがしますが、本日はもう一話100部記念SSを上げますので許してください。

クスクスクスクス


どこからともなく聞こえる笑い声。


この声を聴いた者には、幸せが訪れると言われている。


そんな楽しげな声を聴きながら、人は今日も働いている。


しかし、その声は誰にも聞こえるわけではない。


聞こえるのは、清らかな心を持つ人のみ。


「楽しみですね」


「ええ、そうですね。女王陛下」


顔をヴェールで隠した女性。


だが、ヴェールでは隠し切れず伝わってくるその美貌。


穏やかな雰囲気。


女王陛下と呼ばれたその女性は、もうすぐこの場を訪れる人間に思いを馳せる。


「さて、今度の客人はどんな人かしら?」


---


「ん?」

「どうした、シュウ?」

「いえ、今何か…」


誰かに呼ばれたような気がしたのだが、周りにはその気配がない。

気のせいだったのだろうか。


ガイアを出て6日目。

王都までの道中。


次の目的地は、花の谷サルベニー。

一年中多種多様な花々が咲き誇り、蜂蜜とそれを素に作られる菓子が収入源の小さな町。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ