決議と決定。そして、意思
私は、社会科の授業が嫌いだった。
地理や歴史、公共、政治経済、倫理。
中学や高校のテストで他教科は高得点でも、社会科は平均よりも少し上だった。
私の父は、日本の政治家だ。母は、防衛省の官僚だった。
父は、防衛大臣や国土交通省などの主要な大臣を担当していた。母も、防衛省でも地位は高かった。
だからだろう。私も政治に関する職業になるように命令されるように言われた。
しかし、ある日。私は自衛隊の演習に見学に行かされた。東富士演習場での総合火力演習。戦車や装甲車、ヘリコプター、火砲などが自衛隊の教育部隊や、幹部、他国軍幹部、国民も見る中での公開演習。この演習を見てから、私達の将来の職業が決まった。
自衛官。
両親とは喧嘩もした。でも、母は反対しつつも陰ながら応援してくれていた。
しかし、高校3年生の夏。父が問題を起こした。その時は防衛大臣だったが、娘が人殺しの組織に入ろうと言っている、と。防衛省官僚の妻がいるのによく言える。
嫌いなものは社会科から政治家になった。
そして、急遽防衛大学校に進路を変えて、自衛官を目指した。
世間や、同級生などからはどうせすぐに辞めると言われた。
それでも、なった。この頃から私に対する誹謗中傷は消えた。
陸上自衛隊の幹部となり、威風堂々と、昇進していった。
夢のまた夢の陸上幕僚長になった。そして、統合幕僚長にも。
それでも。政治家は嫌いだった。統合幕僚長になってより一層強くなった。
......いや。嫌いなのは、実は......。
1000
日本 首相官邸
多くの国に新たに落下してきた物体はロボットとなり、襲撃。
いきなり侵略を始めた。
日本やアメリカだけでなく、イギリスやフランス、オーストラリア、韓国、中国、台湾、ロシア、ブラジル、エジプトなど世界中に上陸したが各国政府は、軍隊や軍事組織をもってこれと対抗、撃退した。しかし、多くの犠牲者、負傷者、行方不明者を出した。
また、一部の国では対応しきれず、崩壊した。
これを受け、国際連合は安全保障理事会を開いた。しかし、安全保障理事会を開いた日は侵略を受けた2週間後であったため、対応の遅さを指摘。正体不明ロボット集団が上陸しても撃退した国は多い。しかし、元々軍事力がなかった国、国としての機能が遅れている国。いわゆる発展途上国の一部は上陸を許し、そこに住む人々を殺され、占領された。また、一部を占領された国もいる。例として日本やアメリカ、ロシアだ。日本のような島国で島が多いと占領しても今は奪還しなくてもよい場所は複数あるような国。アメリカは、本土から離れた州。ロシアなど、人がそもそもいないような地域に対しては対応はしない方針を取る国もいる。
占領されても、取り敢えずは放置という国もあれば対応できない国など、国により状況や方針は様々だ。
安全保障理事会は異様な雰囲気を放っていた。
関係者が部屋を出入りする回数が多く、とても騒がしかった。理事会が始まったと思いきや、始まらず。始まったても、また止まるというのが繰り返していた。異常事態というのもあり、大使や関係者はピリついていた。
最終的に始まったのは、本来始まる時間から2時間後だった。
常任理事国、非常任理事国らの状況や、占領された国の状況を確認した。
「国連軍の組織を提案する。」
この発言は、非常任理事国ギリシャ、ソマリア、パナマからだった。
常任理事国は、言わずもがなアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国。
現在の非常任理事国は、日本、コロンビア、コンゴ民主共和国、デンマーク、ギリシャ、ラトビア、パキスタン、パナマ、ソマリアだ。
提案した国々は、自分の国が一部占領されていたり占領されていたり、脅威があるような国だ。そして、常任理事国のような軍事力を持つような国ではない。占領地域の奪還だけでなく、防衛だけでも難しい国もいる。
NATOや、EU、日米安全保障条約など。様々な同盟や協定が結ばれている現代だが、それも機能しなかった。日本の場合、日米安全保障条約が結ばれているが日本国内にある米軍基地の部隊が自衛隊と協力することはなかった。命令はあったのかもしれないが、各国が協力することは残念ながら見られなかった。
いや、協力するほど余裕もない状況になった。と言ったほうが正しいだろう。
国連軍は、国際連合が創設されて以降は、まだ一度も組織されたことはない。朝鮮戦争の時は、アメリカ主導だったので、正式な国連軍が組織されたことはない。
国連軍の編成について、賛成反対の投票が行われる。
「常任理事国の拒否権があり、今回の決議は否決となります。」
「ふむ。」
常任理事国は、拒否権を持っている。常任理事国一国でも反対となれば、否決となってしまう。
提案国などは落胆した顔を見せた。
まず、国連軍編成に反対-拒否権を行使した国は、アメリカ、イギリス、ロシア。非常任理事国は日本が棄権したが、全ての国が賛成だった。棄権した国は日本だけでなく、中国も棄権した。
日本が棄権したのは、軍隊を持っていないため。日本の自衛隊は、あくまでも自衛の実力組織。国連軍に参加することは、すぐに決めることは難しいだろう。
アメリカやイギリス、ロシアが拒否権を行使したのは、軍事などの機密が漏れる恐れがあったことや、実際に国連軍が編成されても、指揮系統や連携が取れない恐れがあることなどに理由だ。しかし、一番は、自分の国や近くの地域でも手一杯なのに、派遣できるわけないという判断だ。実際、アメリカ軍は、ヨーロッパや太平洋地域の軍を少ない数だが、撤退させつつある。
逆にフランスは団結して、未知で正体不明の敵を迎え撃つ姿勢を取るべきであると判断したため、賛成。
一方、中国も棄権した。中国も一部沿岸部に攻撃を受けた。敵に対しての脅威は感じつつも、国連軍として参加する方針か、ロシアなどと協力する方針かの判断がすぐにはできなかった。同時に、アメリカなどの国と協力することでの機密漏洩の恐れはあるものの、逆に機密を入手できるかもしれないことや功績を作っておけたり、資源などを獲得できる可能性という魅力もあるということもあったようだ。
理事会は、一度解散。翌日も理事会が行われる方針となった。
しかし、この間も未知で正体不明ロボットは、活動を続けている。
1100
日本 内閣総理大臣 官邸危機管理センター
正式名称は内閣情報集約センター。
緊急事態発生時には、内閣危機管理監が状況に応じて、情報連絡室、官邸連絡室、各府省庁幹部などが並ぶ円卓があり、フロントには各種情報が流れる巨大スクリーンがある。幹部席の後ろに内閣参事官の席が並び、ヘッドセットを装着した内閣官房職員が常駐。大規模災害時にも、これら機能が喪失されないように耐震安全性が確保。電気・ガス・水道などの断絶にも対策が講じられている
緊急事態発生時には、内閣情報調査室のメンバー5個班20人が、24時間体制で運用を行う。大規模災害やテロなどの緊急事態に備えて警察庁、消防庁、海上保安庁、気象庁、自衛隊とのホットラインも設置。通常、大規模災害や近隣諸国の軍事的な動きで招集され、対策本部が設置される。本部長は内閣総理大臣で、内閣危機管理監も置かれている。総理大臣以下、官房長官や大臣、有事であれば統合幕僚長らとともに、関係省庁スタッフを仕切るのが内閣危機管理監。内閣危機管理監は代々、警察官僚が起用されることが慣例。
「国連軍?」
「はい。非常任理事国から提案でして。我が国と中国は、棄権。非常任理事国は我が国を除き全ての国が賛成。アメリカ、イギリス、ロシアは反対で拒否権により、国連軍編成はなしとなりました。明日も安保理は開かれますが、おそらく同じ議題が出されるかと。」
「......はぁ、なるほどね。」
日本の状況は、なんとも言えない状況だった。
未知の正体不明ロボットは、敵と判断。
名称は、ロボットやエイリアン。隕石のように落下してきたことから、「流星」や「隕石」の意味がある「Meteor」から、「メテオ」。地球に落下し、地表に到達した隕石、「Meteorite 」から「メテオライト」。敵の名称は、「メテオ」か「メテオライト」となった。
メテオが海から襲来してきて海上自衛隊と航空自衛隊が撃退したまでは良かった。しかし、新たに落下してきたメテオが東京都江東区などに上陸。何とか撃退したが、上陸した際に対応した陸上自衛隊第1偵察戦闘大隊や第1普通科連隊、富士教導団特科教導隊に複数の死傷者や、居合わせた一般人、観光客などにも死傷者が出てしまった。また、複数の島が占領されていた。
メテオ襲来により、日本国内は大混乱に包まれた。
まず、未知の存在がアニメや漫画などの世界のものが現実に現れ、攻めてきたこと。
日本では初の防衛出動が発令されたこと。
メテオが襲来したのは全て海からというのもあり、海から遠くに逃げようとする人々が溢れ、交通機関が麻痺を起こした。しかし、自衛隊と防衛省が避難計画を考案しており、内閣府が参加する頃には完成しつつあったことや、自衛隊が既に動いていたことで避難計画は順調に進んだ。
防衛出動を発令したことは日本中に伝わったが、多くの国民はどうでも良かった。しかし、一部政界では批判的な意見もあったが、すぐに打ち消された。国会承認も得ているので、問題なく自衛隊は行動できる。 なお、発令した内閣総理大臣は体調を理由に辞職し、副総理に委任した。言い訳にはなるが、この委任騒動があり避難計画考案や対応が遅れた。
「国連軍の件は分かった。......正直、また棄権でいい。自衛隊のこともそうだけども、まず国連軍に自衛隊を送るほど、余裕はない。」
自衛隊は防衛出動を受けて、陸海空自衛隊、警察や海上保安庁と連携し、戦闘に備えている。同時並行で、最終的に規模は縮小していくが避難計画に基づく避難希望者の移動支援、今まで通りの警戒監視と、自衛隊には余裕がない。
「分かりました。」
すると、防衛大臣が話しかけてきた。今の防衛大臣は女性だ。
「やっぱりあなたの方が総理に似合っているわね。」
「そうですかね? まぁ今は自分の身よりも国民の保護を優先です。それに。亡くなった自衛官や国民の方のご遺族様に対する補償などもしっかり対応しなければ。」
会見では、防衛出動の発令、自衛隊の対応、メテオの存在、上陸された時の死傷者や被害、今後の方針などを話した。特に亡くなった自衛官や、居合わせてしまった方々の補償などを説明した。
避難に関する情報は、随時更新はしているし、関係機関と連携をしているため情報の収集や調整はやっている。思っていたよりも順調に事が進んでいるというのが、この場にいる人間が思っていた。
「実はさっき、海上で初動対応していた航空自衛隊のF-2の飛行隊が3機撃墜されて、その後捜索してたんだけど......。発見して、2人は無事に救出して病院に。1人は、死亡が確認されたわ。」
「そうですか......。残念です。」
メテオを撃退しても、亡くなった自衛官が複数いる。彼らの死を無駄にしないようにしなければ。
メテオに関しては、倒した残骸などを研究機関に運び調査をしている。
分かったことは、主に3つ。
1つ目は、鉄といった金属が含まれていること。
2つ目は、武装は、我々のものと似ている。その武装には弾薬が必要であるようで、無限ではないこと。
3つ目は、四足歩行、二足歩行、キャタピラ、飛行、艦船というような様々な種類があること。基本的には、ロボットのようである。
アニメや漫画、映画のようなものが、現実にこの世界に出現したということであろう。
「流石に映画のようにはならなくて良かったです。」
「なったら困るわ。メテオがレーザー兵器とか、無限に発射できる砲がなくてよかったと思うわ。それに、私達の装備が通用してよかった。」
自衛隊の装備が通じたということは、未知の存在に対抗するために、現状の実力を維持又は向上をしていく必要がある。しかし、予算という概念は消えないし、装備品を作る企業などとの調整も必要となってくる。また、いわゆる防衛費以外にも社会保障費といった予算もある。国会を通じて予算が組まれるので、容易に防衛費を上げることは、簡単にはいかない。
「それと、外国に取り残されている人々を救出しないと。」
「あぁ。彼らも助けなければ。」
国内外問わず、全員を助ける勢いでいなければ。
国と国民を守るために職務についている自衛官や、協力してくれている人達に少しでも貢献できるように、やっていかなければ。
政治家の役割。内閣総辞職としての役割を果たさなければならない。
1200
日本 防衛省A棟地下 中央指揮所
「国民の避難計画については、以上です。」
「空自の輸送機に関しては今のところはいい。だが、メテオは突発的な脅威だな。ここまで世界中見てても、海に落下してきて攻撃してきているが、いつ内陸部に落ちてくるか。」
防衛省A棟地下には中央指揮所と呼ばれる自衛隊の最高指揮を執る施設がある。
メテオの襲来を受けて、様々な会議が夜通し行われていた。
最近創設された、陸海空自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部の司令官。統合幕僚長や陸海空幕僚長、航空幕僚長。統合幕僚監部、陸上幕僚監部、海上幕僚監部、航空幕僚監部などの幹部数名が集められていた。
「仮にメテオが内陸部に落ちる場合、海自のSM-3とか、空自のPAC-3で撃墜できると思うか?」
「無理だな。お台場に展開していた偵察大隊や監視カメラからの情報でも、落下速度は弾道ミサイル並だったが、それが何個も落ちてくる。弾道ミサイルさえ、迎撃が難しいのに、メテオはより難しいだろう。」
ここまで自衛隊の部隊運用、避難計画、関係機関の連携や支援など、様々な会議などを行ってきた。特にメテオに対処するための方法などだ。
今はメテオは由来通り、隕石のように落下してくる。しかし隕石とは異なり一か所に正確に落下してくるので、弾道ミサイルと同等である。そのため、弾道ミサイル迎撃の手段である、海上自衛隊のイージス艦や、航空自衛隊のPAC-3によってメテオが落下してきた際に迎撃するという構想があった。しかし、タイミングや数、位置などが不透明であり、弾道ミサイルとは異なり、何もかもが分からない状況から始まるため、迎撃できる可能性は低く、そもそもイージス艦は艦隊防空や護衛などの任務についていることや、従来の弾道ミサイル警戒にもついている。海上自衛隊のイージス艦は8隻しかなく、余裕がない状態だ。
「迎撃は無理。ならば、落下しても......いや、着弾してもすぐに対処できるような体制にしなければ。」
「モスボールしている74式戦車、90式戦車、多連装ロケットを再配備。廃止した装備や、廃止予定の装備も配備するべきだ。」
「ドローンの方が隊員への被害が少ないのでは?」
「ないよりはいい。それに、メテオの中には妨害電波のようなものを出す奴もいるようだ。自爆ドローンを使っても全部対処ができるわけじゃない。」
国内の対応についての会議だけはない。外国に取り残されている邦人の救出についても話された。
一部の国において、大使館や企業などの人間が外国に取り残されている。空港が機能していない国もあり、軍隊による避難も進んでいない国があり、そういう国に残されている。今回は、他国軍に頼ることも難しい。
「法律がどうこう言っている場合ではない。」
「救出部隊はどうする?」
「輸送の輸送機に、輸送で輸送艦と、その護衛の護衛艦。特戦群か?」
様々な会議を通して、自衛隊の方針を決めていき、防衛大臣や内閣総理大臣に伝えていく。
私達の方が軍事について詳しい。
前線で戦う隊員達のためにも制服組が努力しなければならない。
「統幕長。」
「ん?」
「......お母様は、お元気ですか?」
「うん。随分年を取ってる。私もだけど。」
「お父様は? まだ?」
「......大嫌いだよ。こんなこと言うのはあれだけど、政治家も嫌い。」
どんな顔をしているのだろうか。
私だって、人間なんだ。統合幕僚長だからって、本音を言わせてほしい。
初戦にて海賊対処法で無理やり対処するように命令したのが、私だ。
ある意味、文民統制を無視した。政治家には悪いが、軍事や危機管理に分かっていない人が多い。
昔の私も。父も。
1400
陸上自衛隊習志野駐屯地 特殊作戦群 群本部
習志野駐屯地は、「習志野駐屯地」という名称ではあるが、所在地は船橋市である。
習志野駐屯地には、主に陸上自衛隊第1空挺団や特殊作戦群の部隊が駐屯している。
第1空挺団は、知っている人も多いだろう。日本で唯一の空挺部隊。
特殊作戦群は陸上自衛隊唯一の特殊部隊だ。対テロやゲリラに対応する部隊である。
「は?」
「......はぁ。」
特殊作戦群群本部には、群長や各中隊長などが集まっていた。
日本政府は外国にいる日本国民の救出を自衛隊に命じた。自衛隊統合作戦司令部は、外国に取り残されている日本国民の救出作戦のために、陸上自衛隊特殊作戦群に対して出撃準備を命じた。しかし、投入される部隊などは詳細は追って連絡するとのことだった。
「メテオがいつ落ちてくるか分からない時にか。致し方ないかもだが......。」
「統合幕僚長も分かって命令しているんだな、無茶だということを。最後に統幕長のメッセージに、『可能な限り特殊作戦群に一任する』ってさ。」
「正直、救出に行って日本には帰らないという日本人も出てくるだろうし、そこの国の国民が輸送機に押し寄せないか心配だな。」
あるA国からU国政府がU国軍を撤退させるとなった際に、現地の人々がU国輸送機にしがみついて脱出しようとして落ちた事例がある。
仮にそのような事態が起きたらどうなるだろうか。現場に余裕はないというのが容易に想像できる。
その国に残ると判断する人がいるかもしれない。空港まで行けずに置いていかれる可能性も出てくる。捜索をしようとしても見つからない可能性もある。
「移動手段は空自のC-2になるな。向かう場所によっては、また変わるだろうが。そもそもC-2は空いているのか?」
「移動手段もだが、武器もどうするかだな。5.56ミリが通用するとは言うが......対戦車兵器の数も限られるし、航空支援もなしだろ?」
日にちが変わっても会議をやっていた。特殊作戦群以外にも上層部である組織は会議が進められていた。
この頃の政府は急遽地下シェルター建設の検討が進められた。
朝日が登る頃には全員がぐったりとしていた。作戦は大まかには形にできたようだ。
「これなら山にいる方がいい。」
「それは意味が分からん。」
疲れていたが、各自の目は力強かった。
ある隊員は、遺書を書いていたがすぐにやめた。
「書かないのか?」
「縁起悪い。書いて死ぬことになっても、伝えることはないよ。」
「書いておきたいことだけでも書いておけよ。」
「......。」
遺書を書いた自衛官は多かった。
それが全て意味のないことになることを祈る。
特殊作戦群の施設では各自が出撃の用意をしていた。
各員の目は、言わなくても想像がつく。
『撃てますか?』
そんな言葉は彼らにとっては、意味をなさなかった。
失礼でもあった。
「意思ある者は我に続け」
陸上自衛隊特殊作戦群 標語




