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雑記

ちょっと前に、今は月日の流れを早く感じるという事を書いた。

実はそれによる弊害に、僕はずっと悩まされ続けている。


月日の流れを早く感じるという事は、例えば10年という時間の流れをまるで1年のように感じてしまうという事である。言い換えれば、本当は10年近く経過している出来事なのに、体感としては1年くらい前の出来事のように感じるという事だ。


つまり、ずいぶん昔の出来事を、わりと最近の出来事として認識してしまっているのだ。


今回の話で言えば、三原じゅん子がコアラと結婚していたという話。

Wikipediaによると、二人が結婚したのは1999年(平成11年)11月、そして2007年に離婚と書いてある。

今が2025年だから、すでに二人は18年前に離婚をしている計算だ。


ところが、これが僕の頭の中では、ちょっと前くらいの出来事として認識されているのである。


こういう事がたびたび起きるとどうなるか。

人と話が噛み合わなくなるのだ。


「お前、いつの話してんだよ」とか言われるケースが増えてくる。

僕がちょっと前の出来事だと思って話している内容を、「うわ。懐かしいなぁ、それ」とか言われてしまう。


この作品を読んできた読者は、これまでに何度も「それ、いつの話だよ」と思った事であろう。

「わざととんでもない昔話をぶっ込んでるんだろう」なんて、善意に解釈してくれた読者も居たかも知れない。


違うんだよなぁ。

事実としては、割とマジで、遠い昔の話をちょっと前の話と錯覚して書いてる。


意図してそうしているわけじゃなく、悪気も無いのだが、僕の脳みそに搭載されているOSがアップデートされていない事もあって、そういう事態が起きているのである。

その結果、意図せず昔話をしているという訳だ。


いや、意図はしているのだが、ちょっと昔と遠い昔とがごちゃ混ぜになってしまっているのだ。


「ズバリ、言うわよ」なんて書いても、最近の若者は元ネタを知らないだろうが、これも自分の中では遠い過去には見えていないのだから、ついそういう事を書いてしまう。


何が言いたいかというと、僕が書くネタが古いのはそういう事情であるから、どうか目くじらを立てずに読んでくれ、という事である。


しょーがねーじゃん、ジジイが書いてんだから。

ちったあ年上を敬えよ。

なんつって。


さて、今回の話は有名な墨俣一夜城のエピソードである。


まぁこれは信長ではなく秀吉のエピソードなんだけど、素股のボケが書きたくてぶっ込んでみました。

テヘッ。


ただしこれは眉唾もののエピソードらしく、信ぴょう性が高いとされる歴史資料の中に、墨俣一夜城を記したものは見つからないのだそうだ。


じゃあまったくの嘘かというとそうとも言い切れず、墨俣に城(実際には物見櫓(ものみやぐら)を備えた(とりで)という程度のものだったようだ)が築かれたこと自体はほぼ事実と認められている。


おそらく事実が誇張されて伝わったのであろう。

僕はせいぜい、秀吉の工夫によって通常よりも早く砦が築かれて皆が驚いた、というのが真相ではないかと思っている。


このとき秀吉が採用した、「あらかじめ組み立てるだけの状態にしておいて、あとは現場で組み立てるだけ」という工法は、現在では『プレハブ工法』と呼ばれているものだ。


で、これをプラモデルなんかの組み立てキットの販売に応用したものが、会話の中に出てきた「ディアゴスティーニ方式」なのだが、……と書いてる途中でWikipediaを確認したら、正確には「ディアゴスティーニ方式」ではなく「デアゴスティーニ方式」というらしい。


僕の記憶では、CMのサウンドロゴで「ディアゴスティーニ♪」と歌っていたはずだと思い、改めてCM動画を見直してみたが、やっぱり「ディアゴスティーニ♪」って歌っていて「デアゴスティーニ♪」とは歌っていない。

(参考URL: https://www.youtube.com/watch?v=xEQ4u53w1co&t=28s)


ていうか、「デアゴスティーニ」なんて、ボディをボデーと言ったり、ディズニーランドをデズニーランドっていうようなものだぞ。


発音が下手くそなおっさんか。

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