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雑記(1)

今回の投稿から、この作品のジャンルを「その他」に変更することにした。


これまではジャンルを「歴史」にしていたのだが、「やっぱ違うよな」という思いと、「これを歴史ジャンルにしたら、ガチの歴史勢は許さないんじゃないの?」という思いに駆られたためだ。


本作品は確かに歴史を題材にしているけれど、ファンタジー要素(信長がオカマだったり、言うはずのないフザけた発言をしたりといった創作要素)や下ネタを多く含んでいるし、毎回掛け合い漫才的な会話のやり取りを書いている。


そうかと思えば、雑記には歴史とは全く関係無いエッセイ的な話を書いていたり、個人的な歴史解釈を語っていたりもする。


要するにやりたい放題で、色んなジャンルの要素をぐちゃぐちゃに詰め込んでいるために、「歴史」とか「コメディ」とか「エッセイ」とか「ファンタジー」といったジャンル分けが出来なくなってしまっている状態なのである。


あ、「ぐちゃぐちゃに詰め込んでいる」っていうのは言葉の響きが良くないな。

「ハイブリッドしてある」とでも訂正させて頂こう。

モノは言いようである。


会社の後輩女子社員をしつこく食事に誘っていたことが本人からの告発でバレて上司に呼び出された時、「公私混同していました」と言えば「けしからん!」となるが、「ビジネスとプライベートをハイブリッドしていました」とか言えば、ワンチャン「お、おぅ」ってなるんじゃなかろうか。

いや、ならないか。(笑)


そういえば、自動車業界ではガソリンと電気の両方の動力で走る車をハイブリッドカーなんて言っている。

よく言えば「いいとこ取り」、悪く言えば「どっち付かず」である。


僕は車の燃料に関しては、本気で環境問題を考えるなら燃料を水素にする以外に無いと思っていた。水素なら、どんなに燃焼させても水(水蒸気)しか発生しないからだ。(代わりにガソリンを燃焼させた場合には排気ガス、すなわちNOx(チッ素酸化物)が発生してしまい、これが空気を汚すのである)


ところが、大量の水素をクリーンに生成するには水を電気分解する必要があり、水を電気分解するには電気が必要であり、じゃあその電気はどうやって発電しているのかと言えば、主に化石燃料や天然ガスを燃焼させた火力だったり、放射性物質のウランを核分裂させた原子力で発電して賄われているのである。


つまり全体として見れば、車の燃料をガソリンから水素に変えたところで、車が排気ガスを出す代わりに発電所が排気ガスを出し、原子力発電所が核のゴミを出すという構造に置き変わっただけで、見かけ上はクリーンになったように見えても、実際にはクリーンになってはいないのである。


無論、ガソリン車を電気自動車に変えたところで結果は変わらない。

クリーンかつ大量に発電できる方法を見つけない限り、環境は悪化する一方だ。


ただ、強いて言えば、車の一台一台に量産型の粉塵フィルターを付けて排気ガスの有害物質を抑えるよりは、特製の高性能フィルターを火力発電所に集中して設置して、徹底的に有害物質を取り除いた方が、より効果的に有害物質の拡散を防げそうな気はするが。


いずれにせよ、根本的な問題解決にはなっていない。


それならいっそ、あらゆる発電を太陽光発電にしてしまえば持続的にクリーンな発電ができそうにも思えるのだが、実は太陽光発電にも問題があって、今度は大量の廃棄物が発生してしまう事になるんだという話を昔、YouTubeでホリエモン(堀江貴文)がしているのを聞いた事があるが、ゲームをしながら聞き流していただけなので、詳しい事は知らない。

気になる人は各自で調べてみて欲しい。(丸投げ)


まぁいつだったか太陽光発電詐欺なんて言われて、三浦瑠麗とその旦那の話題がネットニュースで取り上げられたりもしていたし、知ったかぶって話をしようにも、もう何が本当で何がウソなんだか僕にはよく分からない。

とにかく、関係者は私利私欲に走ることなく、マジメに環境問題に取り組んでくれとしか言えない。


で、何の話だったっけ。

そう、この作品は一つのジャンルに収まらないハイブリッドな作品だって話だ。

だったらジャンルとしては「その他」だろ、と思った(わけ)である。


どのジャンルにも属さないアウトロー、もしくは外道な作品。

若い頃から真っ当な正社員の道を踏み外し、その後は契約社員に身を落として契約満了で無職となり、50を過ぎて新入社員より低い安月給で形だけの正社員として働いている僕には、もっとも相応しいジャンルかも知れない。


何が世間だ、くそったれ。

俺に近付くと怪我するぜ。

何にでも噛み付いちゃうぞ。ガブガブ。


他の人がどういう意図で自分の作品を「その他」に分類しているのかは知らないが、僕はある意味、この作品ほど「その他」ジャンルに相応しい作品は無いんじゃないかと思う。一つの作品に、ここまでゴチャゴチャといろんな要素を詰め込んでいる(あるいは話がとっ散らかっている)ものは、他に無いんじゃないかと思うのだ。


僕は何か作品を書こうとすると、どうしても自分の主張や感想をそこに付け加えたくなる衝動を抑えられない性質(たち)で、くっそツマらない冗談も、エロネタもやめられない。

もともと、一つのジャンルの枠に大人しく収まっていられるはずが無いのである。

何でもかんでも作品の中に詰め込み過ぎている。


これは自分の正確によるところが大きいが、一方では意図的にそうしているという側面もある。


なぜ意図的にそうするかと言えば、その方が自分で書いていて面白いし、読む側も面白いはずだと思い込んでいるからである。

つまり、僕が作品にいろんな要素を詰め込むのは、僕の自己満足であると同時に、僕からの読者へのサービスなのである。(そんなサービス()らねぇ)


また僕は、話しが上手い人というのは話を脱線させる事が上手い人だと思っている。

上手に話を脱線させていろんな話題を引き合いに出しながら、時にはマジメに、時にはユーモラスに、緩急を織り交ぜて聞く人を飽きさせない話術を身に付けたいとも思っている。


無論、ただ話を脱線させればいいというものでもなく、これは「言うは易く行うは難し」であって、上手に話を脱線させるには、それなりの場数を踏む必要があるだろう。


どのみち、そのような話術が一朝一夕で身に付くはずは無いのだから、何度も話を脱線させつつ、試行錯誤しながらコツを(つか)んで上達するしかない。


僕の作品をこれまで読んできた人は、僕の話があちこち散らかっているのを見て「何言ってんだ、こいつ」と何度も思ったであろうが、その原因は必ずしも僕の話が支離滅裂だからという(わけ)ではなく、意図的に話を脱線させているからだという事もここで言っておきたい。


という(わけ)で、僕の話は今日も脱線しまくっている。

べつにいいよね、どうせ「その他」だし。

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