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雑記(2)

そろそろ信長の話に戻そう。

と言っても、やっぱりゲームの話を続けちゃうんだけど。


ゲーム好きなら知らない人はいないだろうが、コーエーテクモゲームスのゲームに「信長の野望」というタイトルがある。

これは昭和の時代から存在していて、初代はPC-8001という日本初のベストセラーとなったパソコン向けに作られたゲームソフトであった。


これは2人用プレイも可能で、その場合はプレイヤー1が織田信長、プレイヤー2は武田信玄となって遊ぶことができた。

中学時代、友達の飯田君を家に呼び、二人でワイワイ楽しんだことを思い出す。


ちなみに、このシリーズで僕が遊んだ最新のものは「信長の野望 創造」である。


このゲームも面白い。

だが値段が高い。

Steamでまともに買おうとすると、1万円以上取られてしまう。

こんなの、ほとんどボッタク……、あ、いや、何でもない。


でも発売当初ならともかく、今さらそんな値段で買う人など、何処にもいないはずである。

悪い事は言わない。

さっさと700円にしなさい。(笑)


ただし、この「信長の野望 創造」に関して言えば、僕はパワーアップキット無しのバージョン(俗に言う無印版)しかプレイした事はない。

さらに言えば、1551年の「家督相続」シナリオを信長でしかプレイした事が無く、もっと言うと、一回も全国統一までプレイできた事が無い。


これは「信長の野望あるある」の一つだと思うけど、後半になると所有する領地や武将が増え過ぎて、面白いというよりは面倒臭く感じてしまい、途端にやる気が失くなってしまうのである。(CPUに委任することも出来なくはないのだが、アホな事ばかりやらかしてくれるので、かえってストレスが溜まる)


そこでまた、同じシナリオを最初からやり直すことになる。

その方が面白いからだ。


かくして、僕がプレイするゲーム内で信長はいつまでたっても全国統一を成し遂げられず、本能寺の変なんか起こらずとも、毎度毎度リセットという強攻手段によって理不尽に闇へと葬り去られ続けるのであった。


是非に及ばず、である。


また話を戻すが、信長の父である織田信秀が亡くなった直後の尾張は、まだ統一には至っておらず、枝分かれした織田家によって分割統治されているといった状態であった。それぞれが一城の主となり、各自の城周辺を個別に統治していたのだ。


これは「信長の野望 創造」で言えば、先ほど書いた「家督相続」シナリオの開始直後ということになる。(もちろんゲームの場合は細かい部分は省略されている。弾正忠家や因幡守家という家柄は出てこないし、信長が産まれた古渡城もマップに登場しない)


当時、尾張の中は那古野城に織田信長、清洲城に織田信友、犬山城に織田信清、末森城に織田信勝が居り、さらに尾張に隣接する勢力として、北に斉藤家、東に今川家、西に北畠家が控えていた。


このとき信長が置かれていた状況は、ざっとこんな感じであった。


何よりの脅威は、今川義元を当主とした今川家である。

すでに遠江や三河を手中に収めて大勢力になってる上に、京に上洛する気が満々なのだ。

そして、その京へ向かう道の途中にあるのが、信長がいる尾張なのである。

もはや両家の衝突は避けられない情勢にあった。


ゲームの場合は、家督相続シナリオの開始直後に那古野城を出陣し、そのまま清洲城、犬山城、末森城と次々に落としていけるのだが、実際にはそう易々と事は運ばない。


それでも信長は、父である信秀の死後、このような状況から着々と勢力を伸ばしていくのである。

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