雑記
織田信長が好んで鷹狩りを行っていたことは、割と有名な話だ。
鷹狩りは、芝刈りや草刈りとは訳が違う。
また、鹿狩りとも意味合いが異なる。
鹿狩りは普通に鹿を狩るのだが、鷹狩りは鷹を狩るのではなく、鷹を放つことによって狙った獲物(ウサギ等)の注意を鷹に引きつけておき、その隙に弓を射て獲物を狩ることを指しているのだ。
たかが鷹狩り、されど鷹狩りである。
「じゃあ、本当に鷹を狩るときは何て言うんだ」って話だが、そもそも鷹は愛玩動物として高級品なのであり、狩って地面に落としてしまったら文字通りその価値は地に落ちてしまう。(無理矢理うまい事を言おうとして失敗してる人)
なので、鷹を狩るようなバカは無く、鷹は生捕りにするが基本なのである。
また鷹狩りには、狩りとは別に、敵情視察の意味合いもあったようだ。
いかにも敵情視察をしてます、といったやり方では相手を警戒させてしまうため、一種のカモフラージュとして鷹狩りを行い、隙を見て敵情を視察していたのではないかと考えられる。
獲物を探すフリをして、実は領内一円とその周辺を見て回っているのである。
嫁を探すフリをして、実は女性の下着売り場をうろつくようなものであろうか。(全然違う)
だが昔はともかく、今の日本では(特に都会では)野生の鷹なんて、滅多に見られない。
その代わりと言っては何だが、近年は鷹カフェなんてものが登場しており、そこへ行けば(飼い慣らされてはいるが)鷹を間近に見ることができる。
もう何十年も昔、まだ僕が大学生だった頃には、そのようなカフェはどこにも無かったと記憶している。(とはいえ、当時の僕はバイトと麻雀に明け暮れていたから、単に自分が知らなかっただけかも知れない)
そんな事より、何と言っても僕らの時代は、鷹と言えば加藤鷹であった。(本当かよ)
一応、知らない人のために説明しておくと、この人は一世を風靡したカリスマAV男優で、今では伝説のAV男優となっている人物である。
ネットなど無かったあの時代、僕らはAVをレンタルして見ていたのであるが、そのAVに結構な割合で男優として出演していたのが加藤鷹だったのだ。
当時は、彼に抱かれたいという理由でAV女優になった女の娘もいたほどの人気ぶりであった。
まぁ、そう言わされていただけなのかも知れないが。
そして、加藤鷹といえばゴールドフィンガー。
これを説明するのはさすがに躊躇するが、頑張ってなるべく上品に説明するなら、これは彼が指でシャカシャカとシェイクすることにより、相手の女性をウォーターサーバーに変えるという手品なのである。
あれ? 全然上品じゃないな。(笑)
一応注意しておくが、くれぐれも男性諸君はこの手品を実践しようとしてはいけない。
女性を荒っぽく扱うなど、言語道断である。
たとえどんなに女性が気持ち良さそうにしていても、だ。
そもそも、このマジックを使うと、女性のアソコ(どことは言わない)が緩くなる原因となる。
これはその女性本人にとってももちろん残念な事であるが、巡り巡って男性にとっても非常に残念な事である。
そういった「負の連鎖」を発生させてはいけない。
また、これは女性の身体に限った話ではなく、一般に人や物や道具の全てについて言える事だと思うが、何かを荒っぽく扱うことで、いいことなんて一つも無いのである。
あのスーパースターのイチローが、野球をしている子供たちにまず教えることは、「野球の道具(バットやグローブやスパイク)は大切に扱いなさい」ということなのだという。
僕はイチローでもスーパースターでもなく、ただの貧乏オヤジに過ぎないが、僕にもひとこと言わせて欲しい。
「女性のアソコ(どことは言わない)は大切に扱いなさい」
くれぐれも女性と行為に及ぶときは、「激しくしない、痛くしない、荒っぽくしない」こと。
必ずこのHIAの法則(思い付きで今作りましたw)を守って頂きたい。
僕が目指しているダンディな男とは、女性を大切に扱いながら、かつ、女性を満足させる男なのである。
さぁ、君もダンディな男を目指そうではないか。
ま、それはともかく。
のちに郷ひろみは「GOLDFINGER '99」という曲を歌ってヒットを飛ばしている。
今となっては「アー、チー、チー、アー、チー」の箇所と、前奏の部分しか記憶に無いけれど。
というわけで、ゴールドフィンガーの元祖は、実は加藤鷹だったというお話。
つかこれ、信長と全然関係ねーし。(笑)
ちなみに「GOLDFINGER '99」の前奏は、さらに何年か経ってから、レイザーラモンHGがハードゲイのキャラで腰を振る際のBGMとして使用されるのであった。
フォーッ!
え? そんな曲知らない?
いいなぁ、若くて。




