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雑記

天文15年(1546年)、吉法師は尾張の古渡(ふるわたり)城にて元服し、三郎信長と称することとなった。


元服には、もともと「頭に冠をつける」という意味があったのだそうだ。(「元」は首(=頭)、「服」は着用を表すとのこと)

本当かどうか知らないが、Wikipediaにはそう書いてあった。


元服すると幼名を改めることは前にも書いたが、実はこのとき他称に用いる通称と、自称に用いる実名との二種類が付けられる。

織田信長の場合は三郎が通称で、信長が実名であった。


なぜ信長の通称が三郎なのかは、気にしたら負けってヤツだ。

例えば、弟の信勝の通称は勘十郎、松平元信(のちの徳川家康)の通称は次郎三郎、明智光秀の通称は十兵衛である。


ほら、気にしたら負けでしょ?

すべての疑問に答えがあるとは限らないわけですよ。


さて、前に「元服というのは現代で言えば成人式にあたる」と書いたが、このとき信長は13歳であった。

現代で言うと意味的には成人式にあたるが、年齢的には中学校の入学式に近い。


こう書くと何だか微笑ましい感じもするけれど、現代の感覚と当時の感覚とでは、かなり大きな隔たりがある。

当時は現代に比べて寿命が短い分、人生のサイクルも短くなっているのだ。


実はこのあと(政略結婚ではあるものの)、信長は14歳で結婚する事になる。

無論、現代では考えられない早さである。


ちなみに信長の父の信秀は、40代前半で死去するまでに正室と数多くの側室との間に12人の息子と10人以上の娘をもうけている。

ビッグダディどころの騒ぎではない。

太く短い人生を体現しているとも言える。


まぁ男の生き方としては、細くて長いよりは太く短い方が理想的であろう。

そりゃ男にとっても女にとっても、太くて長い方がいいに決まっているが(意味深)、なかなかそういう(わけ)にはいかないのが人生だ。


あと、下ネタついでに、上の会話に出てきた「コーラで洗えば云々」の話についても少しだけ。

これは僕が中学生か高校生の頃に、まことしやかに囁かれていた避妊に関するうわさ話が元ネタになっている。


当時は「間違って中に出しちゃった時はコーラで洗えば妊娠しない」という説があったのだ。

いや、試した事は無いけどさ。


今は正確な情報がスマホで検索できるから、このような馬鹿げたうわさ話が広まる事も無いであろう。

便利な世の中になったものだ。


え? いちいち感想が年寄り臭い?

しょーがねーじゃん、年寄りが書いてんだから。


ま、いつの時代も無知(ムチ)とローソクほど怖いものは無いってことで。

あ、ローソクは余計か。

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