表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界のアフレクションネクロマンサー
561/1400

異世界のアフレクションネクロマンサー10

どこまで行っても、陰鬱な怨念達の赤い空に覆われて、大地に降り注ぐ光は赤く染まり、気が滅入る数日間を過ごしていたが……


「外が気になりますか?」


「わっ!?」


久しぶりに見た、着色されていない太陽の光に見惚れていたら、礼人が返事をする前に、リーフは礼人の事をお姫様抱っこして、窓の方へと近付く。


一週間も寝ていたから、体がまともに動かないだろうという配慮なのだろうが、


「リーフさん!?」


「気にしないで下さい。私、力持ちですから」


そういう事では無いのだが、お姫様抱っこから逃れる術を持たない礼人はそのまま、落ちないように体を小さく縮こませて、成すがままに窓際に連れて行かれると、


「ここが、私達の街です」


「これは……」


目の前に広がるのは、まるで外国に来たかのような、見事なまでの西洋の風景が広がる。


地面は剝き出しの土では無く芝生か、石が敷き詰められて舗装され、家も同じように石で思い思いに、彫刻のように様々に建てられていて、まるでジオラマを見ているような不思議な風景に、感動して黙ってしまう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ