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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界のアフレクションネクロマンサー
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異世界のアフレクションネクロマンサー8

霊力とマナを結合して燃え上がる感覚を覚えるというのは、心臓に負担が掛かっているという証拠。


そもそも、礼人が最強の一撃を放って死んだのは、心臓が耐え切れなかったから。


霊力とマナ、魂と赤いモノを結合させた時、心臓は限界まで出力を高めたエンジンのように早鐘を打ち鳴らし、そこにプラスして動き回ったものだから、心臓は外部からのエネルギーと、動く事で内部からも負担が掛かり、心臓は耐え切れなかった。


これからも、戦って行くというのなら必ず、最強の一撃を解き放たないといけない局面は出てくるはずだが、その度に心臓が悲鳴を上げて叫んでいては、いつかは肉体が完全に壊れて死ぬ。


今後の事を考えれば、何かしらの対策を講じる必要があったが、この水晶になった左眼に力が流れ込むといつもより力が増幅される。


その原理が、タービン発電機のような物のかは分からないが、心臓だけで高めていたエネルギーを左眼の水晶の方でも行えるなら、負担が減るのは自明の理。


間違い無く、この左眼の水晶は今後、礼人の追い風になる物であるが、


「魂達が……命が尽きる前に、潰れそうになっていた左眼を結晶化してくれたんだと思います」


これが偶然の産物とは考え難い。

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