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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
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旅立ち351

リミィから託された、この世界をどうにかして欲しいという願いよりも、アニーさんの魂の行方を捜したいと願っていて……それと同時に、この世界の事の問題を解決してあげる事が出来ればと思っていた。


だが、リーフ達と関わるようになってから、少しずつこの世界に置かれている危機的状況を理解し……


(覚悟を決めよう……)


その覚悟は自分の……最も大事な目標を一度心の片隅に置いておくこと。


もしかしたら、自分の世界に帰れずに、このままこの世界で骨を埋める事になることを覚悟して……


赤く染まる空をバックに、翡翠に輝く羽を美しく羽ばたかせて、この世界につま先から、ゆっくりと地上に降り立ち、


「……ただいま」


この世界の一部の人間としての「ただいま」を言うと、みんなが歓声を上げて迎え入れてくれる。


この世界に居場所がある、守るべき者達がいる……心の箱の中に大切にしまった想いを、愛おしく一度だけ撫でて、アニーさんを探すという想いを片隅に置いて出来た空間に新たな想いを置く。


心の戸棚はこれから、沢山の想いで置かれていくとこになる……


(行ってみよう……)


どこに辿り着くのか、どんな道中を味わう事になるのか分からないが、それでも先に向かって……

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