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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
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旅立ち305

本当のかくれんぼが始まった・・・本物の鬼を相手にして・・・・・・


次々と鬼が、みんなを捕まえていく・・・捕まった人は、その場で殺されて、そのまま捨てられて・・・・・・


鬼にとってのお遊びは、僕達にとってはたった一個の命を掛けた戦い。


触られたら死を迎える、かくれんぼが始まって、みんなが散り散りになってどこかに隠れようと逃げようとしても、僕達の周りを囲っていた鬼が、逃げ隠れるのを許さない。


右に左に、左に右に、拳が振り子のように動く度に、鬼がみんなを捕まえていく。


一振りで、全てが終わってしまう非情な鬼ごっこ。


みんなが次々と捕まっていき、いよいよ自分の番にという時、


(逃げなさい‼)


母は、そう言うと僕の事を強く抱き締めて、鬼の方に自ら立ち向かっていき、


(きゃん‼)


周りから聞こえていた、仔犬のような声を上げたのが聞こえた時には、強い衝撃を受けて空を飛んでいた。


周りの景色が、みんなの顔が視界にグシャグシャに混ざって、頭の中に入り込んで来て、何を見たら良いのか分からなかったが、悩む前にまた強い衝撃を受けると、景色が滑る。

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