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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
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旅立ち297

アフレクションネクロマンサー様が力の限り戦い抜いても、あらかじめ辿る運命・・・・・・


敗走したあの時から、自分達の運命は変えれなかったのだ。


だとしたら・・・・・・今ここで、姫に向かって言うのは、どうやって勝利を掴むかとではなく、


「姫・・・・・・」


我々を囮にして、逃げなさいと言うべきなのでは?


アフレクションネクロマンサーだって、我々を見捨てて逃げれば、生き延びる事は間違いなく出来たはず。


それなのに死の運命を迎えたのは、その運命しか無かったからではない、我々の死の運命に捕らわれてしまったから・・・・・・


(申し訳ありません・・・・・・アフレクションネクロマンサー様・・・・・・)


アフレクションネクロマンサー様を、死の運命に道連れにしといて、姫だけを逃そうとする業の深さ・・・・・・これで、死んだ後に地獄の門をくぐる事になったとしても、文句は言わない。


(そうだ・・・姫に・・・・・・こんな少女に、我々の運命を全て背負って戦えと言うのが、むちゃくちゃなのだ・・・・・・)


「姫・・・申し訳ございませんでした・・・・・・」


オークは息を整え、散々、無理難題を押し付けたことに謝罪をし、姫が落ち着いたら、ここから・・・・・・死の運命から逃れるようにと諭そうとした時、


「翡翠の蝶・・・・・・」


「翡翠の蝶?」


リーフが見つめる先に、翡翠の蝶を見付けた。

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