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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
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旅立ち279

顎から侵入して、そのまま尻尾の先まで切り裂いてやろうと思っていたが、何かの場所が分かるのなら話は別。


礼人はその場から離れて一気に加速して、雷鳴となって喉元へと瞬間的に辿り着き、


「終わりだ!!」


翡翠の剣に最大限の霊力とマナと赤いモノと……


『お兄ちゃん!!』


「決めるよ!!」


魂の力を借りて、


『ゴォォォォ……』


翡翠の剣はドス黒い稲妻を放ち、周囲の景色が歪め、


『バッガゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!』


全てを終わらせるありったけの一撃を、稲妻が喉に叩き付けられて赤い閃光が走る。


その瞬間を見ていた、地上にいた者達は固唾を呑む。


自分達の想像を絶する化け物を、同じく想像を絶する力が爆発したのだ。


その衝撃波は地上にいる者達の体を容赦無く叩き付け、その振動が心臓をこれでもかという程に、強く強く響かせた。


地上にいる者達ですら、赤き稲妻の衝撃を間近で感じて身を震わせたのだ。


ボロボロになってた出来損ないの人魚の腕など、見る形も無く吹き飛んで、


「アフレクションネクロマンサー様……」


アフレクションネクロマンサーの全てを掛けた一撃は、出来損ないの人魚の喉に大穴を開けて、そこから赤い赤い空が見えていた。

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