表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
451/1400

旅立ち252

礼人が力を高めているのは自分という強者がいるという自己紹介と共に、真っ直ぐにこっちに来る事が愚策である事を分からせ、


「来る!!」


その姿を現せる事が目的。


『ふるㇽるぅぅるㇽぅぅ』


赤い空の中に潜んでいた「良くない何かは」礼人の力が強敵だと認めて、そんまま向かう事が愚策だと納得して、鳴きながら赤い空から落ちて来る。


「あれは一体!?」


「化け物か!?」


地上にいた者達、オークがエルフが種族関係無く一様に、空から落ちて来る異形に驚愕きょうがくした声を次々に上げる。


真っ逆さまに落ちて来る異形のモノ、その姿は……


「リュウグウノツカイ?」


海の中の神秘の生き物。


細い長い旗のように、どこまでも長い長い体が、赤い空という深海から落ちて、その姿を現す。


掛け軸に一本の線を描くように、良くない何かはヒョロヒョロと地上に降りて行く。


深海という深い深い暗い海の底で生きる生き物、見たことの無いその姿に誰もが驚き、どうしたら良いのかと困惑する中、


「そうはさせるか!!」


礼人だけは鉄騎兵の方を見据えて、翡翠の弓を構えて翡翠の矢を解き放つと、


『ビヒュゥゥオオボォォオオオオ!!!!!!』


最初に解き放った時よりも、より強い輝きを放つ矢が、リュウグウノツカイが向かっていく所へと飛んでいく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ