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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
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旅立ち251

礼人は地上に降りながら、


(この人数…しかもオークで、そこに自分がいるなら……)


いつもと違う、幽霊や妖怪に対するエキスパートではないメンバー。


いつもみたいに徹底的に準備がされている状態では無いが、魂が籠っている武具を持つオーク達がいるのだから、


「何とかなるか?」


近付いて来る、良くない何かに対抗出来るかもしれない。


左手に翡翠の弓を、右手に翡翠の矢を作り出して鉄騎兵達が逃げ出して行く、赤い空の方を見つめる。


「良くない何か」が、遠い先の赤い空の中で蠢き突き進んでいる。


白い瞳を持っても赤い空に阻まれて、それが何なのか分からないが、それでも警戒を解かずに睨み付ける。


(鉄騎兵と入れ替わるように来るなら、そこが撃つポイントだな)


弓と矢を組み合わせて力を強め、羽を大きく羽ばたかせて翡翠の鱗粉を自分の周囲に舞わせて、こっちにも妖怪と同等の力を有する存在がいることを誇示する。


圧倒的な力を持つ者が、弱者相手に二の足を踏を事は無い。


圧倒的な力を持つ者を警戒させるには、同等の力を持つ者が力を示す時のみ。



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