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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
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旅立ち249

________


『ふㇷぅふぅふㇽるるぅ』


「な…なんだこの笑い声は!?」


「全員備えろ!!」


一番後方にいるビレー達にすら響いて聞こえる、静かな笑い声。


人が、美しい鳥の音色をマネをする時に、喉を鳴らすような声。


先程までの勝利の余韻は一気に鳴りを潜ませて、不気味に響く笑い声が鳴り響く。


________


『ふぅふぅぅ…へっへぅうぅ……』


「これは何!?」


「姫!?」


リーフ達にも、この不気味な笑い声は聞こえている。


(笑い声?何を笑っているの?)


上手に笑えないフクロウが、どうしても笑いたいから無理に笑うような声。


そこには自分達の歓喜の声を消し去るだけの、気持ち悪さがある。


________


「アフレクションネクロマンサー様!?」


「この声は!?」


地上に残されていたオーク達は、この笑い声が何のか分からないが、この声がまともなモノでは無いと感じて、空に浮かぶアフレクションネクロマンサー様にすがる。


突如として響く気味の悪い声に、みんなはうろたえ、集団パニックになり掛けている所で、


「皆さん!!落ち着いて下さい!!」


青ざめた表情をしていた礼人だが、周りの雰囲気に流されて冷静さは欠く事は無かった。

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