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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
444/1400

旅立ち245

________


(これならいける!!)


全てが想像以上に上手く行っている。


目の前にいる鉄騎兵は、数を揃える為なのか拠点の鉄騎兵よりも質が悪く、自分が持ちうる全てを全開にしている状態とはいえ、軽々しく鉄騎兵を始末出来る。


これだけでも、鉄騎兵を十分に圧倒する事が出来ているというのに、


「仲間の仇!!」


「散々、調子に乗ったツケを払って貰う!!」


自分が戦っている時に、横槍を入れられないようにオーク達の籠手に魂を宿らせて、時間を稼げるようにしたつもりが、オータ達だけで鉄騎兵を始末している。


しかも、リーフ達が放つサンダーウェーブが、


『パァァァァァァァァン!!!!!!』


『グォォォォォォ!!!!!!』


相手をしっかりと分断してくれているお陰で、相手が数に物を言わせて攻め込む事すら出来ない。


完全に勝ち戦と化した状況に、無意識にほくそ笑み。


(私は…アフレクションネクロマンサーだ!!)


自分を、じいちゃんとアニーさんの面影に重ねると、気分がどこまでも高揚していく。


じいちゃんとアニーさんを死なせる原因になった悪魔共を、二人の遺志を受け継いだ自分が始末していく。


しかもそれは、復讐ではなくみんなを守る為。


霊能者としても全てが満たされていく。

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