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旅立ち240
一瞬の出来事に、何が起きたのか理解出来なかった鉄騎兵は足を止めずに向かって行くが、礼人の腕がしなるのを見て、自分達を裂く何かが来ると分かって、身を守る為に鉄騎兵は腕をクロスさせて防御を固め、何が体を裂かないように構えるが、
「何か勘違いしていますね?これは、霊力で作られた鞭なんですよ!!」
『ヒュプン!!』
防御を固めている鉄騎兵に対して、腕の角度を変えて他の部分を狙うようなマネをする事無く、そのままの軌道で、鉄騎兵のクロスする腕に向かって鞭を振るうと、
『ブシャン!!』
腕をクロスさせて、強固な守りを作っていたはずの鉄騎兵の腕ごと、首ごと跳ね飛ばして赤い液体を噴出させる。
「アフレクションネクロマンサー様に続けぇ!!」
「うおぉぉぉぉ!!」
オーク達のテンションはうなぎ登り。
拳を叩き付けてぶちかまして、殴られては殴り返しされながら、死に物狂いで戦わなければならない鉄騎兵を、アフレクションネクロマンサー様は一切意に介する事無く、手を振るうだけで鉄騎兵が始末されていく。




