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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
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旅立ち227

「私のお父さんは軍隊長でね……お父さんが裏切らないように、お母さんは人質として戦場に連れて行かれて、退役したビレーが私の面倒を見てくれていたの」


「うん」


「それでね。鉄騎兵って最初は、後方支援をするだけの弱い存在でね。ある日、鉄騎兵達が何かを運んでいるの見付けて、後方支援しか出来ない鉄騎兵しかいないから物資を奪って来いって、お母さん達の部隊で奇襲をさせられたの…そしたら……」


「そしたら……」


リーフは一度、自分が今から言おうとする事を、少しでも出やすくするために深い溜息を吐いて、


「…後方支援をする鉄騎兵達が運んでいたのは、戦場で戦う為の鉄騎兵で……お母さん達の奇襲は失敗したの」


奇襲の失敗……しかも奇襲というのなら、部隊も少数で向かわせられて、その上での失敗だとしたら……


「お母さんは、みんなを逃がすために最後の…最後の瞬間まで戦って、自分がいざ逃げようとしたら……」


「最後まで、みんなを守り抜いたんだね」


「……」


そこまで、聞けば何が起きのかは想像出来る。

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