表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
368/1400

旅立ち169

(拠点にいた仲間から、お前の凄さは聞いているが……姿を見せてしまったから言うが、私達はレンス様の命令でお前を見張っていた。それはお前を助ける為ではなく、何かあったら対応するようにという命令でだ)


目の前の双頭のオオトカゲは頭を上げて、闇が広がる森の方を向き、


(次も助けて貰えると思わないようにな)


そのまま、森の中へと消えて行ってしまう。


残されたのは森の中でバチバチと燃える炎の音。


まるで狐につままれたような、終わってしまった戦場で呆然としていると、


「アフレクションネクロマンサー様!!どうなったのですか!?」


「炎の中にいたのは一体!?」


炎の中だったとはいえ、異変を感じたビレーを筆頭に、オーク達が次々と炎の中から飛び出して戻って来る。


皆が一様に肩を上下に動かし、息を乱しながらアフレクションネクロマンサー様が何をされたのか聞いてくるが、


「リザードマンはみんな死んだと思います……この場を離れましょう」


敵が放った見張りに助けられた事を素直に言って良いのか判断しかねて、森に着いた炎から逃れる事を提案して、説明を先延ばしにする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ