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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
旅立ち
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旅立ち18

礼人は、ある可能性に気付いた。


このリミィという女性は生前では、それ相応の力を持ち合わせていたであろう人物こと。


そんな人物が、魂になってまで自分を……アフレクションネクロマンサーを何で探しに来たのか……


「アフレクションネクロマンサーはマナじゃなくて、霊力を……魂をエネルギーに変えられるから探しに来たんだろう!!」


鋼鉄の巨人は、亡くなってしまった人達の魂をエネルギーとして中に封じ込め、自分達の息の掛かった魂に操作させる。


これならどれだけマナが枯渇しようと関係無い。


死んだ者達を、この赤く染まった魂をエネルギーにして鋼鉄の巨人を兵器として扱えるのだから……


「お前は……お前は!!その鋼鉄の巨人に襲われていて、助けを求めて私に会いに来たのか!?それと!!」


力を貸して欲しいというのは、助けて欲しいという意味ではない。


もちろん、鋼鉄の巨人から救って欲しいから「力を貸して欲しい」という捉え方も出来るが、


「鋼鉄の巨人を作るために、私の力を借りたいと言っているのか!!ハッキリさせて貰う!!」


そう、リミィが望んでいるのが鋼鉄の巨人を作り出して、戦争に協力して欲しいという意味で言っている可能性に気付いてしまったのだ。

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