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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界
199/1400

異世界50

だが、この地から離れる前に貴族共はフレンを執拗に叱責するだろう……なぜ鉄機兵が城内に忍び込んでいるのか、兵士達の鍛錬を怠っていたのではないのかと。


散々フレンに悪口の叱責を浴びせた後には、さも当たり前かのように殿を務めさせ、また嫌な役目をフレンが務めることになる。


そのことを二人のオークは心配していたのだが、


「なに……慣れていない指揮を貴族の皆様に執って頂くより、私に指揮権を譲って頂く方が良いだろ?」


「……そうですね、フレン様に指揮を執って頂く方が我々も戦いやすいです」


「だろ?…それに……」


「それに?」


「戦場に行っている娘のためにも、逃げる準備を用意しておきたいしな」


フレンは物言わぬ鉄機兵の頭を愛おしく叩くと、再び会議室へと向かうのであった。

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