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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界
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異世界42

今回はこの新しい鉄機兵に勝つことは出来たが、こんなのが大量に押し寄せられたら……


現在の疲弊している状況のせいで城の防衛が手薄で、相手も一体だけで発見し辛かったという理由があるかもしれないが、本来なら城に侵入するなど容易く出来ることではない。


最初の難関は敵の侵入を防ぐ為の天にそびえる高い外壁が城を囲い、そこを突破すると今度は見晴らしは良いが杭を打ち込んで道が作られた平地が現れ、身を隠す事の出来ない決められたルート通る平地を越えて初めて城へと辿り着ける。


侵入するには外壁を上るか、重く閉ざされた門を破壊するかで相当数の人数と物資が必要で、侵入出来たとして平地を駆けようにも杭が邪魔で進行に難儀し、唯一開けている道を通れば城からの射手の格好の餌食になってしまう。


そういう作りになっていたのだが、侵入することに特化した鉄機兵が作られ、その鉄機兵がまんまと城の中に入り込んだ。


その結果は、この新型の鉄機兵がいつでも、城の中に侵入してくるかもしれないという、考えをしないといけなくなってしまった。


……考えれば考える程に頭の中がクラクラしておかしくなりそうになる。

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